ちくま学芸文庫<br> 通信の数学的理論

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通信の数学的理論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480092229
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0141

出版社内容情報

内容は後日登録

内容説明

21世紀に入ってさらなる広がりを見せる情報化社会への道は、クロード・シャノンが大戦直後に発表した一本の論文から始まった―本書はその「通信の数学的理論」に、ウィーバーの解説文を付して刊行されたものである。“ビット”による情報の単位の定義やエントロピーを用いた情報量の計算、さらには“情報源符号化定理”や“標本化定理”など、数々の画期的な洞察はまさに今日の情報通信を基礎付けるものであり、先端技術が当面する問題を解決するためのヒントにもなるだろう。「およそ“情報”を主題とするすべての研究分野に光明をもたらす」と評されるシャノンの不朽の研究が新訳で甦る。

目次

通信の数学的理論への最近の貢献(ワレン・ウィーバー)
通信の数学的理論(クロード・E.シャノン)(離散的無雑音システム;雑音のある離散的通信路;連続情報;連続通信路;連続情報源のレート)

著者等紹介

シャノン,クロード・E.[シャノン,クロードE.][Shannon,Claude Elwood]
1916‐2001年。アメリカの数学者・電気工学者。1948年ベル研究所在籍中に「通信の数学的理論」を発表し、情報理論の基礎を確立した。「情報理論の父」とも呼ばれる。1985年に第1回京都賞を受賞

ウィーバー,ワレン[ウィーバー,ワレン][Weaver,Warren]
1894‐1978年。アメリカの数学者。1932年から20年以上にわたり、ロックフェラー財団の自然科学部長を務めた

植松友彦[ウエマツトモヒコ]
1959年生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。東京工業大学理工学研究科教授。専門は情報理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

19
何よりもシャノン・ハートレーの定理をなんとなく分かった気に、原著に近いものを読む事で感じられただけ、本書に触れた価値はありました。本気で深淵に潜りたい方にもおすすめの一冊です。2015/10/30

逆丸カツハ

5
パラパラとめくっただけが、得るものがあった。今書いているものに修正が必要なことがわかった。昔一度手に取ったことはあったけど、何か勘違いしていたらしい。それにしても数学をわかるようになりたいなぁ。2022/05/22

mitsu

2
他の著書で紹介があり、読んでみましたが、久しぶりの式の羅列は残念ながらあまり理解はできませんでしたが、途中から何となく、証明や定理など思い出されてきてちょっと興味がわいてきました。基本的なところ(エントロピー、行列式の意味、logに関して)を再確認してもう一度読んでみようかなと思いました。2021/03/27

roughfractus02

2
コミュニケーションを作り出すという困難に対して、著者は、ノイズ、情報エントロピー、ビット、サンプリングの間隔(標本化)等、当時の新しい概念を駆使し、情報源と発信源の符号化、ひずみの制御、ブール代数の使用によって情報の量化を徹底することで解決を図った。コミュニケーションを前提とした当時の自然言語ベースの記号論から見れば、その数学的定式化が、離散性を抽象化するよりむしろ現実に近づいていることに脅威を覚えたかもしれない。だが、60年以上前のこの修士論文は、ウェアラブルから先のBMIへ向かう現在も作動中である。2017/02/12

kusomatsu

1
現代の情報理論の教科書だと初めから情報源符号化問題と通信路符号化問題とに分かれており、情報源の特性であるエントロピーHと通信路の特性である容量Cとがそれぞれの符号化問題における符号化レートの限界となっている。一方この本では、同一文脈でHとCの両方が伝送速度C/Hなどとして現れてぎょっとした。慣れないうちはなかなか理解が追いつかなかったが、分離しない形の方が寧ろ「通信」を扱うのだというシャノンの意思の現れとも思える。 いずれにせよ、シャノンの時点で理論がこれほど深く考察されていたのかと感動した。2023/08/03

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