ちくま学芸文庫<br> モーツァルトのいる街

ちくま学芸文庫
モーツァルトのいる街

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480082718
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C0173

内容説明

天賦の表現力でわたしたちを魅了してやまないモーツァルトはその生涯の約三分の一を旅に過ごしている。故郷ザルツブルクを離れてイタリア、ミュンヘン、パリ、ロンドン、プラハ、そしと最期の地ともなったウィーン…勉学、求職、仕事と目的はさまざまであるが、旅先での経験が彼の音楽に与えた影響は計り知れない。海外での最新の研究をふまえながら、これまでの「モーツァルト像」を覆す新しい視点に立って書かれた画期的な評伝。

目次

第1章 ザルツブルク
第2章 アマデーウスの耳
第3章 少年作曲家
第4章 イタリア
第5章 宮廷音楽家
第6章 遍歴の青春
第7章 自立への賭け
第8章 新たな門出
第9章 巨匠への道
第10章 オペラ・ブッファの世界
第11章 翳り行く日々
第12章 最後の年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

3
ウィーン、ミラノ、ミュンヘンそして生誕地ザルツブルクを等扱うモーツァルト紀行。「モーツァルトの故郷ザルツブルクは美しい町である。19世紀の博物学者フンボルトはこの町を、コンスタンティノープル及びナポリと共に、世界で最も美しい町の一つに上げている。この町の観光が今やモーツァルトに支えられていることは自明のことであろう。世界中のモーツァルト愛好家は…ゲトライデ通りに現存するモーツァルトの生家を訪れる。夏ともなれば、毎年この地で開催されるザルツブルク音楽祭に世界中から多くの人が馳せ参じ、モーツァルトに心酔する」2023/02/13

都人

1
読みながら、去年行ったプラハ、一昨年行ったウイーンが思い出された。2015/04/28

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