内容説明
世の中をよくしていくために、「正しい」議論をしていこう!ってそれは大いにけっこうですけど、でもその議論、実は誰も聞いてなかったりなんかしてません?ちょっと、エンターテイメント性に欠けてない?そこで本書でおすすめするのは四角四面な議論や論理が性にあわない日本人におあつらえ向きの「つっこみ力」。謎の戯作者パオロ・マッツァリーノによる本邦初の「つっこみ力」講演(公演)会、おせんにキャラメルほおばりながら、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。
目次
第1夜 つっこみ力とはなにかもしくはなぜメディアリテラシーは敗れ去るのか(愛の章―わかりにくさは罪である;笑いの章―つっこみ力の真髄;勇気の章―権威へのつっこみ)
幕間 みんなのハローワーク―職業って、なんだろう(五三歳のハローワーク;暴力団員の申告;セレブって…職業? ほか)
第2夜 データとのつきあいかた(漫才『データを出せ!』;いかがわしさとおもしろさと;データは自然に湧いてこない ほか)
著者等紹介
マッツァリーノ,パオロ[マッツァリーノ,パオロ][Mazzarino,Paolo]
日本文化に造詣の深い、自称イタリア生まれの30代。現在は千葉県民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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