ちくま新書<br> 会社の値段

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

ちくま新書
会社の値段

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 10時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480062895
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C0234

出版社内容情報

会社を「正しく」売り買いすることは、健全な世の中を作るための最良のツールである。「M&A」から「株式投資」まで、新時代の教養をイチから丁寧に解説する。

内容説明

日本では、「会社買収」に対する違和感を持つ人が多い。しかし、株式会社というのは、そもそも「会社を売り買いする仕組み」ではなかったのだろうか?本書は、会社に値段を付ける、ということはどういうことなのかを根本にまで立ち返って考え、資本主義というシステムの本質から、現在、世の中で何が起こっているかまでを、腑に落ちるまでしっかりと解説。また、「企業価値算定」の基本公式を紹介し、「賢い投資家」になるためのコツをも伝授する。

目次

第1章 なぜ会社に値段をつけるのか
第2章 基本ルールとしての「米国流」
第3章 企業価値の実体
第4章 「会社の値段」で見える日本の社会
第5章 企業価値算定―実践編
第6章 ニュースを読み解く投資家の視点
第7章 M&Aの本質
第8章 日本の敵対的M&A、米国の敵対的M&A
第9章 日本らしい「会社の評価」のために

著者等紹介

森生明[モリオアキラ]
1959年大阪府生まれ。京都大学法学部、ハーバード・ロースクール卒。日本興業銀行、米国投資銀行ゴールドマン・サックスにてM&A(企業買収)アドバイザー業務に従事。その後米国上場メーカーのアジア事業開発担当副社長、日本企業の経営企画・IR担当を経て1999年独立。現在は、西村ときわ法律事務所の経営顧問他数社の経営顧問、M&Aアドバイスを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

71
興味本位でM&Aのお勉強。DCFやNPVなどの概念がすごく分かりやすく説明されていて、とても良い本です。MBOの解説に微かに既視感があったのは、ドラマ版「ハゲタカ」の監修やられた方だからなんですね。脳内で大森南朋が「マネージメントバイアウトだ!」と叫びました。重要なテーゼは会社の価値=PER×会社の利益=C/(r-g)ですかね。わかったフリして公式使ってみた。2020/08/21

流竜会

35
眼から鱗というか、今まで固執してきた「企業買収」「日本的資本主義」に対する考えがきれいに、且つ解りやすく修正されて、頭に上書きされました。書かれたのは2006年ですからリーマンショックの前になります。元々、市場とか公開株式なんかに殆ど興味はありませんでしたが、資格と業務の関係で本を探していたところ、友人に紹介された「ビジネス書」ではない「読み物」です。小難しい言葉も非常に平易な言葉に変換されて文章の中に入っており、やや旧い本ではありますが、勉強本としてはおススメできると思います。k2015/06/12

読書ニスタ

32
会社の価値とは? いくら投資して、リターンはいくらか。それだと株主の視点しかない。最近、GAFAが社員や地域の利益にも、重点を置くと表明した。アメリカで反トランプの動きの中、左派系が伸びた対応だ。創業者やオーナーの価値だけが重視しされていたのだ。有史以来、平等は大災害や革命で、全員が貧乏になった時にもたらされたという考えもある。 日本も戦後は比較的平等だったのだろうか。社長が高給でなければ、お前の給料も上がらないと言われた時、愕然としたことがある。金持ちをもっと金持ちにすることが、企業の価値なのだ。2019/08/28

takam

15
2006年当時の日本人の会社についてのリテラシーを前提にして丁寧に書かれている。EBIDTDAやM&Aが当時は聞きなれない単語だったことも分かるし、日本の会社観と米国の会社観の比較もあり、かなり丁寧に会社の価値や買収についての説明がある。株主価値を高めるためにふさわしい経営者を選択する場であるというM&Aのあり方についてまでは未だに日本に浸透していない気がするが。改めて日本の経営者は不思議な存在だと思う。偉くなった上がりのポジションという感じも否めず、株主よりも偉い立場という感じを受ける。2020/09/30

超運河 良

13
価格は支払うもの。価値は手に入れるもの。企業の値段を決めるのは、事業の独占力の強さを容易に理解するのが第一。どんなに凄腕の騎手も脚の骨が折れた馬に乗っては優勝できない。キャッシュが多いほど良い。事業が強いとキャッシュが多い。この二つを見たら、騎手の腕前を見る。経営陣が誠実かを見る。誠実さが無いとどんに優れた事業も将来のキャッシュの予測が困難になる。三つが揃ったら過去の決算書から一貫して利益は上がってるかを見て財務の強さを見る。利回り率とかで見るのではなく永続性で価格が適正か見る。負債を引いた現金を見る2015/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/511062
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。