出版社内容情報
温暖化,酸性雨,森林破壊……環境危機が地球を襲う。国際協調時代の日本の責任と,環境保全型経済への構造転換の方策を論じる。
内容説明
地球環境問題は、現在の経済社会、ライフスタイル、技術文明のあり方を根底から問い直すような内容を含んでいる。それだけに、自然科学的な分析と同時に、社会経済を環境に調和する構造へと変革する政策が求められている。本書は、転換期に求められる新しい政策、そしてその基礎となる政策科学と哲学を、地球環境を守るための政治経済学として提示する。
目次
第1章 環境危機と日本の責任
第2章 環境と調和する経済学を求めて
第3章 地球環境をめぐる国際政治
第4章 地球にやさしい社会と経済
第5章 日本が果たすべき使命と課題