知識の源泉―イノベーションの構築と持続

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478373569
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C2034

出版社内容情報

企業の競争力を左右するナレッジ。果たしてその源泉はいかに作られるか。多くの事例とともに企業における知識の形成過程を分析し、それがイノベーションをもたらす仕組みを分析した組織論の新しいパラダイム。

内容説明

戦略上の知識資産であるコア・ケイパビリティは、継続的に刷新させ続けなければならない。日常の企業活動と環境変化に対応して、絶えず革新を続けながら知識資産を磨くことで自社のケイパビリティが真の強みとなる。一方、革新を誤ると組織の硬直性(リジディティ)を生み、この強みが自社の弱みへと一変する。本書は組織での知識が構築されるメカニズムを徹底解明し、知識優位をもたらす組織の本質に迫る…。

目次

第1章 コア・ケイパビリティ
第2章 コア・リジディティ(硬直性)
第3章 問題解決の共有
第4章 新しいツールの導入と活用
第5章 実験とプロトタイプ化
第6章 外部からの知識の導入と吸収
第7章 市場から学ぶ
第8章 絶えざる泉

著者等紹介

レオナルド,ドロシー[レオナルド,ドロシー][Leonard‐Barton,Dorothy]
ハーバード・ビジネススクール。W・J・アバナシー教授。スタンフォード大学でPh.Dを取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)を経て現職。Harvard Business Reviewなどでイノベーションや組織変革についての論文を勢力的に発表している

阿部孝太郎[アベコウタロウ]
小樽商科大学商学部助教授(組織情報論担当)。1965年千葉県生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。シンクタンク勤務を経て1997年より現職

田畑暁生[タバタアケオ]
神戸大学発達科学部専任講師(情報社会論担当)。1965年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学助手を経て現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

1
イノベーションの源泉としてコアケイパビリティを提示し、その反対概念(イノベーションの阻害概念としてコアリジディティ)を詳述する。その後は、いかにしてイノベーションを興していくかという議論になるが、特に外部知識の導入と吸収(いってみれば学習とそのための環境づくり)に軸足が置かれているのには共感できる。2018/01/17

ミッキー

0
イノベーションというと内部の組み合わせとか、辺境からの発生とかを思い描きがちだったので、外部からの導入も重視しているところが自分に不足しがちであったので、参考になりました。コア・リジリティへの対処として開発の三軸は、参考になるフレームワークだと思います。2013/04/06

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