どうした、日本―中川昭一と宋文洲の不愉快な対話

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478082683
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

内容説明

不釣り合いな組み合わせ、あり得ない激論。

目次

第1章 「差」のない社会は良い社会か
第2章 日本に刺激を与える最後の手法
第3章 金融軽視の社会はやがて製造も落ちる
第4章 埋蔵されている日本の資産
第5章 教育の村にオオカミが来る
第6章 米国と中国、二つの毒入りギョーザ
第7章 日中関係と日本の外交

著者等紹介

中川昭一[ナカガワショウイチ]
1953年7月19日東京都生まれ。78年東京大学法学部政治学科卒業。83年12月衆議院議員当選。自由民主党衆議院議員(8期)。志帥会会長代行。農林水産大臣、経済産業大臣、自由民主党政務調査会長を歴任。超党派でつくる拉致議連会長代行。自民党内では拉致問題特命委員長及び、水の安全保障に関する特命委員長等を務める

宋文洲[ソウブンシュウ]
ソフトブレーン株式会社創業者であり、現在は同社マネージメント・アドバイザー。1963年生まれ。中国山東省栄成県出身。85年7月中国東北大学工学部卒業。85年9月中国国費留学生として来日、86年4月北海道大学大学院に入学。90年3月北海道大学大学院工学研究科博士課程修了(資源工学専攻岩石力学講座)。91年3月「2点法によるトンネルライニングの応力測定法に関する研究」により博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

83
中川昭一の意見がよく分かる一冊。将来の日本の展望を読むとまだ日本はつまづいているなぁと思う。宋文洲とも意外に話が噛み合ってて読みやすかった。2014/02/22

BluePlanet

7
★4.0 2008年4月17日発行。中川氏が2009年10月56歳で亡くなる1年半前の対談本。それにしても日本は惜しい人を亡くしたものだ。死因は急性心筋梗塞とのことだが、本当にそうだったのだろうか。あのローマでの酩酊事件も仕組まれたものであり・・・。結構、考え方が過激であったから敵対する人が多かったのではと、この本を読むと思わざるを得ない。ただ、過激というのは、既得権益を持つ人にとっての話で、日本のことを一生懸命考えていた政治家であったのはこの本を読んでもよくわかる。本当に残念でならない。合掌。2016/03/06

Hiroki Nishizumi

6
宋氏の「格差」という曖昧で都合良い言葉を、正しく「所得差」と定義する姿勢は良い。中川氏も外国人の日本マーケット支配やアメリンカンスタンダードの二重基準など再三再四日本の独立性について触れていて、今思うと実に惜しい人物を失ったと思う。中川氏が父の死んだ年齢に近づく自分にについて触れているのが、これまた今ではなんとも痛ましい・・・・2015/01/01

ophiuchi

3
中川昭一の死は自民党(日本?)にとって大きな損失だったと改めて感じた。2010/07/14

Yoppygoodluck

2
再読。守るべきものを守るため改革する保守政治の考えを改めて故中川昭一議員から学べる。今の民主党党首選に立候補している何をやってるかわからへん先生方よりはよっぽど日本の国益を考えてこられたし、行動もされていた。挙党一致もええけど政治信念はなんやねんと言いたい!2011/08/07

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