出版社内容情報
収録語数－見出語約16,000語。
古ラテン語期・古典ラテン語期の作品から採集し、カエサルの全語彙集採録。
19種類の辞典を参考にし著者の判断に基づき正書法と長音短音の正確を期した。
意義分類に留意し、口語体日本語による適切な訳語を配した。
本書は初学を対象としている。名詞や動詞にはその変化表を指示し、難しい語形変化―完了形、ablative も見出しに挙げた。
巻末付録では本文と直結し、本文中の一本一本の木がそれぞれいかなる林相の中にあるかを示した。
古ラテン語期（ B.C.250～B.C.80）、古典ラテン語期（B.C.80～A.D.150）の作家の用例一万余は本書の利用価値を高める。
付録として、字母と発音、名詞の格変化、形容詞の変化と副詞、代名詞の変化、数詞、動詞の語形変化、名詞語尾一覧表、動詞のまぎらわしい語尾一覧表、ローマの暦、計時法、貨幣、度量衡、地名一覧表。
ラテン語学習者に必要にして十分な地名、人名を収めた。
内容説明
この辞典の語彙は、古ラテン語期（およそ紀元前２５０年から８０年頃）と古典ラテン語期（前８０年頃から後１５０年頃）の作家や作品から採集されたものである。
著者等紹介
国原吉之助［クニハラキチノスケ］
名古屋大学名誉教授（西洋古典学）。１９２６年広島県生まれ。京都大学文学部卒業
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