出版社内容情報
新入職員や総務部以外の原課職員等、地方財政の知識がない職員や苦手意識の強い職員でも知っておくべき基本的な事項を、たとえ話や職員の仕事との関連を交えながら、わかりやすく伝える地方財政の入門書。
・新入職員が、配属後にどのような仕事に就くことになっても、最低限知っておくべき自治体の財政の基本を、
職員の現実の仕事から見た地方財政という視点から、わかりやすく解説した“超・入門書”。
・原課職員、技術系職員等今まで地方財政に縁がなかった職員が、その知識を必要とされる場面に遭遇しても
困ることがないよう、地方財政の意義、役割等を身に付けるための、地方財政の“イロハ”を伝授。
・著者は元総務省自治財政局の課長であり、過去に県・市で地方財政の仕事をした経験もある。
国からの情報発信が減る昨今の風潮の中で、本書は数少ない総務省現役職員による執筆。
目次
1 自治体のおさいふ―地方財政とは(地方財政の考え方)
2 自治体のお給料―収入のはなし(自治体の収入のあらまし―多種多様な収入;地方税―自治体収入の大黒柱;地方交付税―財源保障のしくみ;国庫支出金―国の関与と支援)
3 自治体の家計簿―支出のはなし(自治体の支出)
4 自治体のやりくり(自治体の借金―地方債のはなし;財政健全化法について)
5 あなたのまちの財政診断
著者等紹介
長谷川淳二[ハセガワジュンジ]
1969年岐阜県生まれ。1991年東京大学法学部卒業、同年自治省入省。自治省公務員課、姫路市総合政策室長、新潟県労政課長・財政課長、総務省財務調査課課長補佐・調整課理事官・財政企画官、愛媛県総務部長・副知事、総務省財務調査課長・地方債課長・地域政策課長等を歴任。2019年総務省を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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