内容説明
能楽鑑賞、最高のガイドブック誕生。面がわかれば、能がわかる。新たな能楽の魅力を発見できるファン必携の一冊。
目次
能楽の基礎知識
翁と脇能物
修羅物
鬘物
雑能物
切能物
直面の能・直面の役柄
狂言と狂言面の魅力
著者等紹介
三浦裕子[ミウラヒロコ]
1959年、東京都生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。現在、武蔵野大学等の非常勤講師を勤める。武蔵野大学能楽資料センター研究員、早稲田大学演劇博物館研究員
神田佳明[カンダヨシアキ]
1937年、京都府宇治市生まれ。本名神田宜昭。報道記者を経てプロカメラマンへ。能楽写真家であると同時に、東京・銀座総合ラボ・スポット商会副社長。日本写真家協会(JPS)会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maekoo
1
能にとって面はその物語の登場人物の様々な感情を表す次元を超越した媒介と言えると思います そんな世界観や人の想いが凝縮された素晴らしい芸術作品でもある面の美しい写真と、演者が付ける事で面に命が吹き込まれ描かれる様々な演目のあらすじや鑑賞の手引きが書かれており各々見開きで愉しめます ストーリーと面の写真でその演目の意味と鑑賞の要点が紹介されておりその作品のシテ・ツレ・ワキ等の役割や面の解説もあり能楽鑑賞のガイドブックとなっています 数少ない狂言の面も扱っており能楽狂言ファンには絶好の一冊です2020/01/17
warimachi
0
「絵馬」は派手でおもしろかったなあ。天照大神が舞台上の天の岩戸に引きこもるんですけど、そのとき「サザエさん」のエンディングめいて岩戸がちょっと傾いてたんですよ。2012/03/25
KUAD
0
単なるガイドブックだね。2011/07/04
misui
0
能の話を知りたくて選んだのだけど続けて読むと飽きる。ガイドとしては入りやすい。実物を見てみたい。2010/12/18
胡瓜夫人
0
梨木香歩の『からくりからくさ』から「泥眼」と「竜女」がどんな面なのか知りたくて再読。写真が大きくて能面に興味がある人にはおすすめ。2011/03/19