内容説明
本書は京都大学文学部地理学教室に学び、現役として研究と教育に従事している教員の有志が、「大都市圏研究」を共通テーマとして執筆した論文を集成したものである。
目次
A 視点・方法(最近の日米における都市地理学研究;後期資本主義の都市―ルフェーヴルとハーヴェイ;都市構造の文明地理学的覚え書き ほか)
B 歴史・発展過程(奈良時代首都圏における都市間結合;戦前期福岡市における都市開発と都市発展;札幌大都市圏の形成と特質 ほか)
C 居住・行動(京浜・京阪神の二大都市圏における単独世帯;社会階層分極化論と都市の空間構造―東京特別区の事例;大阪市における日周期流動パターンの動態分析 ほか)