スコットランド物語

スコットランド物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784469244014
  • NDC分類 233.2
  • Cコード C3097

内容説明

スコットランドの人気作家による歴史小説。勇敢で、冒険好きで、激情家で、議論がましく、ロマンティックで、感傷的で…、これだけそろったスコットランド人の歴史は退屈とは正反対に決まっているわけで、そのほとんどははっきり言って信じがたいような事件ばかりである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キッチンタイマー

3
王国の歴史は人の歴史だ。記録に残った古い王の性格と側近たちの性格と意図、そして死と次の王、また王の性格。。と紡いでいく。やはり宗教改革から面白い。気をつけるべきなのは次々に繰り出される名前を少しの間覚えるという課題はあるがそれも頭の体操だ。そのせいもあってなかなか読むのを止められない。今の時代を考えてもこれほど単純化されるものでもないかと思うのだけど、案外政治なんてのはこういう禍根のつながりみたいなもんなのかもしれない。スピード感があってハマると面白い。2013/10/27

洋書好きな読書モンガー

2
今までイギリス側資料に基づく日本人研究者が書いた同国王国史は読んだ事があった。著者はスコットランド人なので若干熱い想いが入ってる感があるがイングランドとの戦いの中でのスコットランドがなぜ弱かったのかの原因となる同国内の権力闘争の実態などわかった。貴族が少年王を立てて権力を握る為に簡単に王を何度も暗殺しすぎる。血生臭い権力争いの物語のネタがいっぱい。Game of the thrones のロブの暗殺の元ネタの様な血の晩餐も出て来る。ハイランドとローランドを分けるフォース河の地峡の存在は小説のネックの元だ。2023/12/28

moe

0
赤鬼エティンのなかに出てくるマルカム王について調べました。2010/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/601661
  • ご注意事項