子どもたちの「かすれた声」―キレる深層心理を読み解く (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784434056154
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C1011

内容説明

社会を震撼させた子どもたちのキレの背景には「光(=よい子)」と「影(=悪い子)」の両極端へのこころの分裂が存在する。そんなこころの闇を子どもたちは「かすれた声」でしか伝えられない。本書が、声に出すことができないでいる子どもたちのこころの代弁となり、「かすれた声」で訴えられているものを受け止めようとする大人たちの指針となりますように…。

目次

第1章 キレた少年のナイフ事件(ナイフ事件の衝撃;なぜ中学生はナイフを持つのか ほか)
第2章 深層心理学でキレを考える(こころを診断するということ;解離のメカニズム ほか)
第3章 光と影のバランスを崩す子どもたち(人格の「光」と「影」;解離の準備段階 ほか)
第4章 子どもたちをキレに向かわせたもの(愛されないアダルト・チルドレン;侵入自己の正体 ほか)
第5章 傷ついた子どもと社会(学校と子どもの癒し;教師自らの癒し ほか)

著者等紹介

長谷川博一[ハセガワヒロカズ]
1959年愛知県生まれ。東海女子大学人間関係学部心理学科教授。同大大学院文学研究科人間文化専攻教授。専門分野は心理療法、虐待、青少年問題、犯罪心理、人格障害。学校、警察、児童相談所、裁判所などと連携した実践活動に取り組む。親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」などを主宰している
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