アートと女性と映像―グローカル・ウーマン

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434033810
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

アートはジェンダーを超えられるのか?インタヴューを通して、現代の多様な創造活動を世界各地の女性のアーティストたちと語る。刺激的な出会いに映し出される21世紀のアートと映像の可能性。

目次

フィンランド エイヤ=リーサ・アハティラ―マルチスクリーンという表現の探検
カナダ ジュヌヴィエーヴ・カデュー―理性の声と狂気の声
フランス ソフィ・カル―写真という突破口
アメリカ アン・ハミルトン―ささやかなるものたちの非帝国
レバノン・イギリス モナ・ハトゥーム―自由と疎外/マージナルな他者
日本・アメリカ 森万里子―精神のメディアへ
イラン・アメリカ シリン・ネシャット―ヴェールのパラドックス
中国 ペンユーとスンユエン―時は来る
スイス ピピロッティ・リスト―フェミニストでフェミニン
日本 嶋田美子―白い割烹着と従軍慰安婦〔ほか〕

著者等紹介

岡部あおみ[オカベアオミ]
東京都生まれ。キュレーター、美術史、美術評論。国際基督教大学、パリ・ソルボンヌ大学修士、国立ルーヴル学院第三課程研究論文卒業。ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター特別研究員、パリ国立高等美術学校客員教授、メルシャン軽井沢美術館チーフ・キュレーターを経て、現在、武蔵野美術大学教授。大原美術館芸術顧問。展覧会企画に「前衛芸術の日本1910‐1970」(共同)、「バルテュスとジャコメッティ」、「眼と精神/フランス現代美術」(共同)、「ジョルジュ・ルース聖なる光」、「Dialogue 2001バンフ・レジデンシーの作家たち」、「おんなのけしき世界のとどろき」展他。映像企画に『ジョルジュ・ルース光を求めて』、『田中敦子もうひとつの具体』(監督作品)など。プロデュースに『阪神アートプロジェクト』、『小平アートプロジェクト』など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。