内容説明
本書は、阪神・淡路大震災以降に行った「企業の地震対策実態調査」、そして企業に対する地震対策策定コンサルティングの経験などを加え、実証的に21世紀の地震対策のあり方を探った。
目次
第1章 地震対策の見直し(「地震防災計画」とは?;企業の地震防災計画の実態;阪神・淡路大震災が示した既存の地震対策の有効性と限界 ほか)
第2章 地震対策定着のための管理指針―JIS Q 2001の適用(JIS Q 2001とは何か?;規格の内容;地震対策整備への適用 ほか)
第3章 今後の地震対策60のポイント―新たな地震対策をめざして(阪神・淡路大震災に学ぶ―防災から危機管理へ;地震対策60のポイント)
著者等紹介
小林誠[コバヤシマコト]
株式会社インターリスク総研総合リスクマネジメント部長。1976年東京大学工学部卒。同年住友海上火災保険(株)(現三井住友海上火災保険(株))入社。リスクコンサルティング部門を経て、1993年1月より現職。専門は、自然災害等防災全般、リスク評価。危機管理システム学会理事
大石裕之[オオイシヒロユキ]
株式会社インターリスク総研災害リスク部上席コンサルタント。1990年京都大学工学部卒。同年住友海上火災保険(株)(現三井住友海上火災保険(株))入社。営業部門・リスクコンサルティング部門を経て、2002年4月より現職。自然災害(地震・風水災)を中心とする防災全般、リスク分析を専門とする。企業等における地震リスク分析を多数実施
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