多面体

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784431709251
  • NDC分類 414.13
  • Cコード C3041

内容説明

多面体の概念や定義は、数千年にわたって歴史上さまざまな変遷をとげてきた。現代では組合せ論や群論によって、多面体とその対称性への新たな見方が示されている。本書は、数学の発展によって明らかにされてきた多面体の姿を描きだす。著者の自作の多面体模型や芸術作品に登場する多面体の写真・図を数多く使い、歴史的な話題を織りまぜて、多面体とその数学がわかりやすく解説されている。

目次

第1章 分割できないもの、表現できないもの、避けられないもの
第2章 規則と正則性
第3章 多面体幾何の衰退と復活
第4章 幻想性、調和性、一様性
第5章 曲面、立体、球面
第6章 相等性、剛体性、柔構造
第7章 星型多角形、星型多面体と骨格多面体
第8章 対称性、形と構造
第9章 色を塗る、数え上げる、計算で求める
第10章 組み合わせる、変形する、飾りつける

著者等紹介

下川航也[シモカワコウヤ]
博士(数理科学)、東京大学。現在、東北大学大学院情報科学研究科助手

平沢美可三[ヒラサワミカミ]
博士(理学)、大阪大学。現在、学習院大学理学部数学科助手

松本三郎[マツモトサブロウ]
Ph.D.,The University of Michigan。現在、The Master’s College(米国カリフォルニア州)理学部数学科助教授

丸本嘉彦[マルモトヨシヒコ]
理学博士、大阪市立大学。現在、大阪産業大学教養部教授

村上斉[ムラカミヒトシ]
理学博士、大阪市立大学。現在、東京工業大学大学院理工学研究科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。