圏論の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 425p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784431708728
  • NDC分類 411.6
  • Cコード C3041

内容説明

本書は、圏の概念の考案者の一人マックレーンが、数理科学のさまざまな分野の研究に携わる学生・研究者のために、圏論の基礎をまとめた標準的なテキストである。本書一冊で、圏論の応用に必要な知識が一通りカバーできるよう配慮されている。前半(第1章~第5章)では、予備知識をしぼった上で、圏論の基本的な内容を初学者にもわかりやすいよう丁寧に解説。そして後半(第6章~第12章)では、モナドと代数、モノイダル圏、アーベル圏のほか、組み紐付きモノイダル圏や高次元圏といったさらに複雑な構造をもつ圏についても解説している。

目次

圏、函手、自然変換
圏の構築
普遍的構成と極限
随伴
極限
モナドと代数
モノイド
アーベル圏
特別な極限
カン拡張
モノダル圏における対照性と組み上げ

著者等紹介

マックレーン,S.[マックレーン,S.][Mac Lane,Saunders]
1909年8月4日、米国タフトヴィル生まれ。1934年、ゲッティンゲン大学でP.ベルナイスの指導を受け論理学に関する論文で博士号を取得。1947年よりシカゴ大学教授、1982年より同大学名誉教授。またMAA会長(1951‐52)、AMS会長(1973‐74)を歴任。2005年4月14日、米国サンフランシスコにて歿

三好博之[ミヨシヒロユキ]
京都大学理学部理学科卒業。慶応義塾大学大学院理工学研究科数理科学専攻後期博士課程単位取得退学。1998年、東京大学にて博士(理学)取得。現職:京都産業大学理学部コンピュータ科学科教授。専門:理論コンピュータ科学、圏論、計算の哲学

高木理[タカキオサム]
京都産業大学大学院理学研究科数学専攻博士後期課程修了。博士(理学)。現職:京都産業大学理学部コンピュータ科学科講師。専門:数理論理学、コンピュータ科学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mft

5
最近は圏論の教科書も色々あるので、この本を読み直さなくても良かったかもしれない。「読み直す」などと書いてしまったが以前読みかけたときは早々に挫折した気がするし、今回もその頃よりは読み進められはしたが理解せずに雰囲気だけ眺めた部分もそこそこある2019/10/06

あーさー

1
難解、特に後半。とても一人では読破できないと思う。2009/01/12

Fujita Tomomi

0
圏論の基礎的な内容がしっかり入ってる良書。後半は詰め込んだ感が強い。

枕流だった人

0
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