阪神大震災―記者の見た三百万人の軌跡

阪神大震災―記者の見た三百万人の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422932125
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0044

出版社内容情報

【解説】
復興の過程で神戸・阪神間の人々の気持ちがどのように動き,どんな行動に結びついていくのかを記録したもの。取材を終えた記者たちの赤裸々な手記を第2部として掲載。

【目次】

復興 春
 行政責任 /住民参加 /ボランティア/ 商店街人
 文化遺産/ 領事館

復興 夏
 企業防衛 /華僑精神/ 市議会議員 /ホール再建 
 仮設住宅 /ガレキ展 /帰還/ “神戸っ子”
 建築現場 /競馬場 /宗教者/ 避難所 /留学生


復興 秋
 発想転換 /暮らし方 /劇団再建 /神戸ブランド
 ラジオ報道
 □記者座談会□
 自警団・その後/ 神戸発 /有馬温泉/ 国際化
 転機 /高齢者失業

復興 冬
 市民球団 /こだわり /文化支援 /酒どころ
 地域

内容説明

日経新聞夕刊の連載「三百万人の軌跡・阪神大震災」に大幅加筆し、一年余の取材を通じて記者たちは何を感じ、何に悩んだか、伝える側の「震災」を新たに書き下ろす。

目次

復興 春(行政責任―やっても先が見えない;住民参加―何をどう頑張ればいいのか;ボランティア―何もかも手探りだった ほか)
復興 夏(企業防衛―いつまで地元でモノが作れるか;華僑精神―おやじに負けてたまるか;市会議員―「人が」優しいまちがベース ほか)
復興 秋(発想転換―市民のエネルギーが足りない;暮らし方―当たり前は当たり前ではない;劇団再建―だれの何のための演劇か ほか)
復興 冬(市民球団―ようやく定着できた気がする;こだわり―時代の色に染まりたくない;文化支援―エネルギーは途絶えていない ほか)
ガレキの隙間から「日本」が見える
私たちのいるべき位置はどこなのか
震災報道と関わって
自分には何ができるのか
震災は何を変えたのか
清酒と線香―地場産業にみる震災の後遺症
スケッチを終えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリータ

8
◆1996年9月1日創元社刊。日経新聞取材班編著。◆本書の第一部は「一年にわたって震災の復興を現場から報告した日本経済新聞・夕刊(大阪本社発行)の連載企画「三百万人の軌跡・阪神大震災」の記事で構成。第二部は「取材班の六人の記者と連載のスケッチを担当した洋画家の服部清美さんが、一年余の震災取材を通じて何を感じ、何に悩んだか、といった伝える側の「震災」を新しく書き下ろした」もの(2頁、「はじめに」より)。◆「留学生:勉強をしに来たのに」(95.8.26)に被災した神戸大学の韓国人留学生の話あり。2024/02/25

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