出版社内容情報
【解説】
難解だと敬遠されがちな現代詩を,詩人であり長年大学で詩を講義してきた著者が,豊富な経験を生かして説く。300にもおよぶ名詩を縦横に引用しながら,詩の根源にせまる。
目次
詩の破壊力(詩とは;詩は間違っていなければならない;詩ははみ出し落ちこぼれのものだ;世界は言葉である)
詩の魅惑と陶酔(詩とはアダ名をつけること;詩は言葉の対比で生れる;詩は吃驚させるものである;詩はモンタージュである;誇張せよ;詩はリズムである;詩は私が物にとけること;詩はナゾかけ遊びである;詩は冗談あそびである;ユーモアは詩のエスプリである;人間愛は微笑ましい)
詩の在り場所(小さきものに詩はある;限りなく遠いところに詩はある;詩は日常を分解し分析する;詩は幻想、夢の世界である;詩は嘘をつく;詩は異端である)