出版社内容情報
【解説】
家族の要である夫婦関係に焦点を絞り,様々な危機状況にある夫婦をとり上げながら,よりよきコミュニケーションのあり方を考察した力作。夫婦のあり方に悩む人に勧める本。
内容説明
あなた方夫婦の対話はうまくいっているだろうか?家族の危機時は、日頃の家庭内コミュニケーションの在り方が問題となる。本書は、家族療法家として長年、多くのケースに関わってきた著者が、家族のかなめである夫婦関係に焦点を絞り、様々な危機状況にある夫婦をとりあげ、よりよいコミュニケーションの在り方を実存的立場を踏まえながら再検討した力作である。
目次
第1章 家族関係における危機とコミュニケーション
第2章 なぜ、その人に決めるのか―配偶者選択
第3章 結婚はしたけれど―成熟ということ
第4章 2人がひきずってきたもの―関係への適応
第5章 コミュニケーションとしての性―親密性の危機
第6章 けんかを上手に―対人コミュニケーション入門
第7章 闖入者―対象喪失
第8章 「これだけだったのか」―揺れ動く自己像