うさぎになった日

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  • サイズ B5判/ページ数 80p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784418248025
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

村中李衣×しらとあきこ 初の短編物語。
よわいからって、つよくないわけじゃない
だれでも、心の中に、うさぎがいる

◆「よわいからって、つよくないわけじゃない。だれでも、心の中に、うさぎがいる」
 心温まるちいさな4つのお話と3つの詩。
◆野間児童文芸賞受賞作家・村中李衣と、大人気うさぎ画家・しらとあきこ初の書籍。

「うさぎ、うさぎ
よわいからって、つよくないわけじゃない
よわいからこそつよい、ってことだってある
だれでも、心の中に、うさぎがいる」

自分の気持ちをうまく言葉にできない、りこ。
過ちをおかしてしまった、たくと。
葛藤を抱えた4人の子どもたちが、動き出す―。
児童文学作家・村中李衣の詩情豊かな文章と
うさぎ画家・しらとあきこの美しく柔らかな絵で紡ぐ、短編物語。

―走れ走れ、にげろにげろ。明日は、きみが、うさぎになる。

<小学校中学年から> 

内容説明

児童文学作家村中李衣とうさぎ画家しらとあきこが透明な風を紡ぐ―4つのちいさなお話と3つの詩。

目次

うさぎになった日
ノック
うさぎのおかあさん
昼を越え、夜を越え
スローダンス
てのひらのさがしもの
自転車に乗って

著者等紹介

村中李衣[ムラナカリエ]
1958年、山口県生まれ。児童文学者。『おねいちゃん』(理論社)で野間児童文芸賞、『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『あららのはたけ』で坪田譲治文学賞、『こくん』(童心社)でJBBY賞を受賞。長年各所で絵本の読みあいを精力的に続けている

しらとあきこ[シラトアキコ]
1970年、東京都生まれ。イラストレーター。4年間の金融企業勤務を経た後、うさぎと暮らしはじめ、その魅力を伝えたいと絵の仕事を志す。うさぎ専門誌の表紙や挿し絵、小動物食品のパッケージや動物病院の看板イラストなど、うさぎの絵を中心に幅広く活動。本書で初めて児童書を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

51
なんて愛らしい“うさぎ”。もう視界に捉えた本のカバーデザインが可愛すぎて手に取らずにはいられなかった。もっふもっふでむっくむく。絵なのに体温と鼓動が伝わってくる。うさぎ好きじゃなくてもうさぎが好きになってしまうような美しい挿絵も堪らない。更にこの本の凄いところは、物語も最高だということ。心と目頭にじんわり熱をもたらす、あぁ読んで良かった…心の底からそう思える優しい本。例えば「あのね」と話しかけられるような「どうしたらいいの?」と相談されるような、くるくると変わる子どもの表情と感情を感じ取れる。愛おしい。2024/05/05

まる子

18
どの話にもうさぎが繋げる物語。はずかしがりやのりこちゃん、ピンクのうさぎは飛び立てる印。もうすぐ学習発表会のななちゃんは思うように言葉がうまく出てこない。でも、うさぎのお母さんの強さを知って自分も強くなると決心した。おばあさんとダンスを踊るおじいちゃん、ピアノを自分らしく強く弾くたくとくん。そこにいるのは、強いわけではないけれど、決して弱くはない、そんなうさぎのように、悲しい事を乗り越えたそれぞれの物語だった。私にもあなたの中にもうさぎがいるでしょう。村中さんは『うんこ日記』の方でした(笑)2024/05/16

anne@灯れ松明の火

17
SNSご紹介、新着棚で。表紙がかわいらしい! しらとあきこさん、うさぎ画家という紹介を見かけたが、見事な絵だ。そして、村中李衣さんの詩情溢れる文章。「うさぎ、うさぎ/ よわいからって、つよくないわけじゃない/ よわいからこそつよい、ってことだってある/ だれでも、心の中に、うさぎがいる」 描いているのは人間の子ども。でも、挿絵はうさぎ。4つの話の4人の子どもたち、つまづいて、失敗して、でも、前を向き、一歩踏み出す。人の子もうさぎも、弱いからこそ強い。大人は見守って、応援しよう。そして、自分も……!2024/06/01

花林糖

14
児童書だけれど大人向けの短篇集の様に思えます。壊れそうな宝箱を開ける様な物語たち。しらとあきこさんの描くうさぎが物凄く愛らしい。(うさぎになった日/ノック/うさぎのおかあさん/昼を超え、夜を超え/スローダンス/てのひらのさがしもの/自転車に乗って)2024/05/06

杏子

14
可愛いうさぎの装丁が目を引く、村山李衣さんとうさぎ画家さんの素敵なお話。幼年童話かと思ったが、大人の女性に向けて語りかけているような感じもあって、いいなぁと思った。逆に小学生はどうだろう?と、考えた。低学年というよりは上の学年にいいのかも?最後の「自転車に乗って」しみじみと、心に迫るものを感じた。こういうことって、あるんじゃないかな?村山さんは、そんなところまで詳しくわかってらして、すごいなー。文章の響きが心地よい。詩画集のような本だった。うさぎは優しさの象徴のように思える。優しくて、心もとなくて寂しい…2024/04/22

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