出版社内容情報
料理でいうところの“時短”、ファッションならば“着回しコーディネート”や“高見せ”。
こうしたテクニックは、限られたコストと時間でバリエーションのあるフラワーアレンジメントを作らなければならないフローリストにも役立つのでは?
そんな発想から、本書では、劇的にフラワーアレンジメントのバリエーションが増やせるテクニックとして“時短”“使い回し”“高見せ”のセオリーを解説します。
第1章「ワンアクション ~一手間で見た目を変える時短テクニック~」では、花の向き、グルーピング、ステムの長さ、植生などに着眼したワンアクション(一手間)でフラワーデザインを素早く“時短”でトランスフォームさせるテクニックをはじめ、花器デコレーション、手作りオブジェによる変化のバリエーションなど、25パターンのフラワーアレンジメントを紹介。
第2章「ミックス&マッチ ~花材を使い回して多様にアレンジするテクニック~」では、花材を花15種枝葉12種に限定し、それらを“使い回し”てデザインした36パターンのフラワーアレンジメントを紹介。
キーパーにある限られた花材で日々さまざまな要望に応えなくてはならないフローリストにとっては、今すぐ実践したくなるデザインが目白押しです。
第3章「クオリティアップ ~身近な素材で高見えさせるテクニック~」では、普段の生活で見落としがちな道端の草、枯木、石などにフィーチャーし、それらも立派な花材になり得ることを21パターンのフラワーアレンジメントで紹介。
限られたコストで“高見せ”が必要な時に有用なテクニックとなっています。
著者は、モデル、役者、グラフィックデザイン、フォトグラファーと、フローリストの枠を超えて活躍している後藤清也氏。
紹介しているフラワーアレンジメントはもちろん、写真やイラストも後藤氏が手がけています。
■目次
はじめに/プロローグ
Chapter1
ワンアクション ~ 一手間で見た目を変える時短テクニック ~
Chapter2
ミックス&マッチ ~ 花材を効率的に選択してアレンジするテクニック ~
Chapter3
クオリティアップ ~ 身近な素材で高見えさせるテクニック ~
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目次
1 時短―一手間で見た目を素早く変えるテクニック(“向き”で見た目を時短チェンジ;“グルーピング”で見た目を時短チェンジ;“ステムの長さ”で見た目を時短チェンジ ほか)
2 花材選択―限られた花材で多様にアレンジするテクニック(私のフラワーキーパーにある花材;花材27種で魅せる38デザイン)
3 高見せ―身近な素材でコスパ良くクオリティを上げるテクニック(“イネ科の草”で高見せ;“枯木”で高見せ;“ツル”で高見せ ほか)
著者等紹介
後藤清也[ゴトウセイヤ]
1989年2月11日生まれ。静岡県伊豆河津町出身。幼少期より自然や花に触れ、植物の魅力に惹かれていく。JFTD学園日本フラワーカレッジ卒業後、サンジョルディ・フラワーズ・ザ・デコレーターに入社してパーティー装花や空間装飾を学ぶ。退社後、モデルや役者などの芸能活動を経て、2012年にSEIYA Design設立。フラワーデザイン、ガーデンデザイン、国内外でのデモンストレーションやライブパフォーマンスをはじめ、フォトグラファー、レストランやアーティストのロゴデザインなど、フローリストの枠を超えて活躍している。2013年、第15回国際バラとガーデニングショーフロントガーデン部門準優勝賞。2015年、個展「KIZASHI」(銀座アートホール)開催、第3回下岡蓮杖写真コンテスト写真風景部門優勝賞、『月刊フローリスト』(誠文堂新光社)主催の誌面コンペ「フローリスト・レビュー2015」優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。