池波正太郎を“江戸地図”で歩く

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池波正太郎を“江戸地図”で歩く

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416516966
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0025

出版社内容情報

池波時代小説の世界を、彼がこだわった江戸切絵図と、その対照現代地図を駆使して、今昔にわたってビジュアル解説。

平成27年に没後25年を迎えた作家・池波正太郎。
彼は、東京の下町(浅草)に生まれ、そこで体験した幼少期以来の記憶や、その後、江戸の古地図(切絵図)などを持って東京の町を散策した中から、その独自の時代小説の世界を生み出していった。
本書では、そんな池波時代小説の世界を、彼がこだわった江戸切絵図と、その対照現代地図(合わせて計36図以上)なども駆使して、今昔にわたってビジュアルに解説し、これまでにない読み解き方、エピソードなどを、より興味深く紹介していく。

【著者紹介】
壬生 篤:作家・編集者。東京都出身、東京都立大学卒。雑誌編集者を経て、現在は江戸・東京の歴史案内・文芸評などを専門に、執筆、編集、劇画原作・シナリオなどを手掛ける。著書に『昭和の東京地図歩き』、『「鬼平」と江戸の町 作品の舞台を訪ねる』(共に廣済堂出版)、『TOWN MOOK 文豪・永井荷風 人生の旅路』『究極版 江戸古地図ガイド』(徳間書店)、コミックス『文豪の食彩』(原作)、『文豪の食彩ビジュアルBOOK』(日本文芸社)など。「文京区+早稲田 文豪ウィーク」を監修、フジテレビ主催「素敵なスマートライフ銀座校」にてセミナー「鬼平と江戸と食」講師を勤める。

内容説明

「鬼平」「剣客商売」「仕掛人」―池波作品で描かれたリアルな江戸の街路を、古地図と現代地図を通じて新たに読み解く。

目次

第1章 池波正太郎にとっての新宿
第2章 描かなかった赤坂、描いた四谷
第3章 池波正太郎が歩いた麻布―六本木から広尾界隈
第4章 池波時代小説のディープエリア―三田・白金・五反田
第5章 川と田園の渋谷・原宿―池波正太郎が見た、その“原風景”
第6章 江戸が残る町、外神田・湯島
第7章 鶯谷から根岸界隈―池波正太郎にとっての定番の舞台
第8章 “裏社会”と青春が渦巻く本所・両国
第9章 川の風光と伝説の浅草橋場界隈
第10章 元浅草・稲荷町界隈―新寺町通りの今昔

著者等紹介

壬生篤[ミブアツシ]
作家・編集者。東京生まれ、東京都立大学卒。漫画雑誌編集、雑誌『荷風!』編集長などを経てフリーに。江戸・東京の歴史案内、文芸評などを専門として執筆・編集を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒカリ

0
実際に何度も行った事のある場所、読んだことのあるくだり、あらためて東京を歩いてみたいと思いました。地名と歴史は、切り離せないものだなと。2016/08/09

たく

0
☆☆☆2016/07/18

キオン☆

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『剣客商売』の方が話題性は高いのかしら?『鬼平犯科帳』の文庫読破をめざしたけど、やめとくわ。作品の舞台となる町の様子がわかれば楽しいわよね。『大岡越前』『遠山の金さん』などなど、裁きものの作品って多いけど、何が好きかしらね?2018/04/18

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