寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学―やわらかく生きるための6つのレッスン

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寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学―やわらかく生きるための6つのレッスン

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784414403633
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0011

内容説明

百人に対して百の顔で関わる寅さんは、苦戦している人一人ひとりの気持ちに共感し援助します。百人に対して一つの顔で関わるハマちゃんは、すぐに友達になる達人で、心地よい距離を保ちながら周りの人を元気にします。本書では、寅さんとハマちゃんから、お互いの助け方・助けられ方のヒントを学び、やわらかく生きるための六つのレッスンを紹介します。

目次

1章 フーテンの寅さんと『釣りバカ日誌』のハマちゃん
2章 フーテンの寅さん―百人に対して百の顔をもつ
3章 ハマちゃん―百人に対して一つの顔で接する
4章 みんなが資源、みんなで支援―チーム援助
5章 寅さんとハマちゃんに学ぶ六つのレッスン―やわらかく生きるために
さいごに三つの祈り―自分とうまくつき合うために

著者等紹介

石隈利紀[イシクマトシノリ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(附属学校教育局担当)。学校心理士。特別支援教育士(LD・ADHD等)スーパーバイザー。臨床心理士。日本学校心理学会理事長。1950年、山口県柳井市に生まれる。2年浪人後、大学に入学。20代は「自尊心の大けが」とつき合う。家庭教師先の子どもと親御さんに支えられて、なんとか生きのびる。企業勤務・塾経営の後、30代はアメリカ合衆国で心理学を学ぶ。たくさん残っていた「向学心の薪」を燃やして。多くの人から援助をもらい、充実した修業時代を過ごす。アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学で博士号(Ph.D.)を取得。カリフォルニア州の小学校のスクールサイコロジスト(インターン)、サンディエゴ州立大学講師を経て、39歳で帰国。「40歳でデビュー」。筑波大学保健管理センター学生相談室カウンセラーを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T

6
「男はつらいよ」の寅さんと「釣りバカ日誌」のハマちゃんのキャラクターから考える人を援助することについての本。内容の2/3くらいは、映画のシリーズ内での2人の活躍を紹介する内容で、残りが心理学の理論や手法に絡めた解説。心理学色は非常にマイルドで読みやすい。風のように人助けしては吹き抜けていく寅さんと、そばにいて誰にでも気さくなハマちゃんは確かに和ませる天才だなあと思い、どちらも映画を見たくなる。ハマちゃんとスーさんの関係には憧れますなあ。援助者は援助されることにオープンでいることが大事!2022/04/16

newpapa

1
 非常に面白い本であった。特に著者の経歴に驚いた。現在、この方の本を読み進めているが、このような背景があったとは思わなかった。  こういうのも良くないが、この方の歩んできた生き方を知ると、この方の語ることにより説得力を感じてしまう。2017/03/04

るい

1
寅さんとハマちゃんの人に対する「援助」の仕方から学ぶ本。「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」の紹介に終始していて、それら2つの作品やこの2人が大好きな私は読んでいて興味深かったけど、助け方・助けられ方についてはそこまで書かれておらず、作者が心理学者というだけな感じがした。寅さんは相手に合わせて自分を変える、ハマちゃんは誰に対しても同じく振る舞う。私は寅さんタイプだと思った。2013/08/02

枕流だった人

1
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