内容説明
百人に対して百の顔で関わる寅さんは、苦戦している人一人ひとりの気持ちに共感し援助します。百人に対して一つの顔で関わるハマちゃんは、すぐに友達になる達人で、心地よい距離を保ちながら周りの人を元気にします。本書では、寅さんとハマちゃんから、お互いの助け方・助けられ方のヒントを学び、やわらかく生きるための六つのレッスンを紹介します。
目次
1章 フーテンの寅さんと『釣りバカ日誌』のハマちゃん
2章 フーテンの寅さん―百人に対して百の顔をもつ
3章 ハマちゃん―百人に対して一つの顔で接する
4章 みんなが資源、みんなで支援―チーム援助
5章 寅さんとハマちゃんに学ぶ六つのレッスン―やわらかく生きるために
さいごに三つの祈り―自分とうまくつき合うために
著者等紹介
石隈利紀[イシクマトシノリ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(附属学校教育局担当)。学校心理士。特別支援教育士(LD・ADHD等)スーパーバイザー。臨床心理士。日本学校心理学会理事長。1950年、山口県柳井市に生まれる。2年浪人後、大学に入学。20代は「自尊心の大けが」とつき合う。家庭教師先の子どもと親御さんに支えられて、なんとか生きのびる。企業勤務・塾経営の後、30代はアメリカ合衆国で心理学を学ぶ。たくさん残っていた「向学心の薪」を燃やして。多くの人から援助をもらい、充実した修業時代を過ごす。アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学で博士号(Ph.D.)を取得。カリフォルニア州の小学校のスクールサイコロジスト(インターン)、サンディエゴ州立大学講師を経て、39歳で帰国。「40歳でデビュー」。筑波大学保健管理センター学生相談室カウンセラーを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T
newpapa
るい
枕流だった人