青春文庫
いま、生きる力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 179p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784413093255
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

目次

第一章 この瞬間がすべて。たるんでなんかいられない(「生きる」、それは「創る」ってこと!;“自分らしく”なんて、ヒマ人の寝言だ ほか)
第2章 互いに、ひたと見つめあう、それが基本(いま、失いかけている大切なもの;人と人との触れあいは、いつだって瞬間の勝負 ほか)
第3章 女も背負う。だから、もっと自由になっていい(「男の魅力」「男らしさ」とは何だろう;決断する力、統率する力に、男の本質をみる ほか)
第4章 究極の優しさは、相手にいのちを預けること(男と女は真剣勝負。互いを高め、深めあいましょう;解りあっているなんて、甘っちょろい錯覚だ ほか)

著者等紹介

岡本敏子[オカモトトシコ]
1926年千葉県生まれ。東京女子大学卒業。48年、岡本太郎の秘書となる。以来、あらゆる制作に立ち会い、取材に同行、口述をメモし、執筆を扶ける。62年には岡本太郎の養女として入籍し、公私において岡本太郎を支える。岡本太郎没後は、岡本太郎記念館の館長として運営に当たるとともに、講演・執筆など精力的に活動。最期まで、「太郎の遺伝子」を人々の心に発信し続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yori

5
★★★★★ もうグイグイ来ますね。元気出して思いっきり生きなさいよ!みたいな。直接語りかけられてる様な。ぼんやり生きるよりもずっと楽しそうだよ。2014/06/07

やえもん

5
岡本太郎の極意が語られる部分がある。こうしたらダメになる、マイナスになるという方向とちょっと賢く得な方向があったときに、危険なほうにかけ続けるというものがある。だけど一度でも得なほうに流れてしまうと、すべて崩れ去るというものがあった。世の中が全体が得しよう、得しようとしている現在、結局、だれも得していないような状況はなぜ生まれてしまっているのか考えた。石原都知事みたいに岡本先生がいてくれたらと言わずに、岡本太郎にならなくては駄目だと思った。必要なのは、瞬間にすべてを突っ込むことだと思う。2011/01/31

けん

4
★2.02020/05/03

anken99

4
岡本太郎の最も近くにいて、かつ最大の理解者である敏子氏の著書。岡本太郎に対する尊敬と熱い思いは感じたが、やはりご本人である太郎氏の著作のほうが、ワタクシには伝わるものがある気がした。2019/04/18

まぁこ☆

4
岡本太郎さんを1番近くで支えた敏子さん。素直な感想は、なんて強い人なんだろう、ということ。敏子さんの熱い生き方、瞬間の勝負、究極の優しさについて、ドキドキしながら読み終わった。さらっと読むことができたけど、強い男を支える女の底力が凝縮された本でもある。 青山通りに、国立の児童センター『こどもの城』があるそう。そこに岡本太郎の彫刻『こどもの樹』というモニュメントがあり、彼のメッセージが込められている。このこどもの城が2月5日に閉館になるとの話を聞き、最後に行きたいなと思った。2015/01/08

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