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内容説明
イタリアの小都市国家がなぜ“世界”を制覇できたのか?「建国」から「共和政の確立」「イタリア半島統一」「地中海制覇」、そしてカエサル(シーザー)やクレオパトラ、オクタウィアヌス(アウグストゥス)が登場する「内乱の世紀」を経て、「パックス・ロマーナ(ローマの平和)」で繁栄の絶頂へ。やがて衰退、分裂、滅亡へと至るローマ帝国。西洋文明の原点と歴史のダイナミズムを堪能できる一冊。
目次
第1講 ローマ建国の真実―日本の建国伝承ともどこか似ているその始まり
第2講 「共和政」の誕生―後のアメリカにも影響を与えたしくみ
第3講 イタリア統一への道のり―“世界”制覇の礎を築くターニングポイント
第4講 我々の海(mare nostrum)―カルタゴを破り、地中海世界の勝者となれた理由
第5講 なぜローマは“帝国”となったのか―歴史上、類を見ない大帝国を築けた秘密
第6講 内乱の一世紀―ローマ分裂の危機と、カエサルら英傑たちの壮大なる権力闘争
第7講 最盛期のローマ―帝政の始まりから五賢帝へ、「ローマの平和」の虚々実々
第8講 ローマ的世界に生きる―景観から生活習慣まで、西洋文明に継承された“ローマ的なるもの”
第9講 崩壊する帝国―キリスト教の進展と、混乱、分裂、滅亡…盛者必衰の歴史模様
著者等紹介
長谷川岳男[ハセガワタケオ]
1959年神奈川県生まれ。上智大学大学院文学研究科を単位取得のうえ満期退学。駒沢大学、国学院大学などの非常勤講師を経て、鎌倉女子大学教育学部教授。専門は西洋古代史で、研究テーマはヘレニズム期のポリス世界、ローマ人のギリシア認識、西洋文明におけるギリシア文化の受容など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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