青春新書インテリジェンス 「世界地図」の意外な読み方―ニュースの本音が見えてくる！

正井 泰夫【監修】

青春出版社（2006/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 217p／高さ 18cm
• 商品コード 9784413041515
• NDC分類 290
• Cコード C0225

内容説明

歴史を読む！民族を知る！宗教がわかる！―「世界地図」は人間を知る格好の入門書である。

目次

第１章　地図に刻まれた歴史（国境―人間が引いた境界線；地名―民族の「歴史」と「姿」；小国家―「国の中の国」の生き方を探る；新大陸―再発見された土地の「新しい名前」；国旗―色・模様・比率から情報を読む）
第２章　国境線と人間（国土をもたない人びと―多数の国に分散する民；飛び地―その軍事的・政治的背景　ほか）
第３章　人とモノの移動（移民・植民―他国に生きる自由と不自由；鉄道―見えてくる人・モノ・文化の流れ　ほか）
第４章　民族・宗教と世界（言語―国をゆさぶる言語の違い；宗教１―宗教がつくる紛争の火種　ほか）
第５章　地球と人間（地球の動き―大陸移動説を裏づける島と大陸；気候―地表を形づくる「大気」と気象を生み出す「地形」；海―波の伝わり方と海域の名の由来；環境問題―地球規模で起こる環境変化；温泉―地球の胎動と世界の温泉）

著者等紹介

正井泰夫［マサイヤスオ］
１９２９年東京生まれ。５３年、東京文理科大学（現・筑波大学）地理学科卒業。６０年、ミシガン州立大学大学院博士課程修了、博士（地理学）。６２年、東京文理科大学理学博士。お茶の水女子大学教授、筑波大学教授、立正大学教授・名誉教授。元・日本国際地図学会会長、元・日本地理教育学会会長、日本地理学会名誉会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[MILKy]

2007とひと昔前の本をネットの古本で。でも読みやすく、なかなか興味深く読めた。世界を、地理的要素、国境、民族や動物、宗教、地球の観点から見た説明。この歳にして初めて知るワクワクな雑学！ヨーロッパはフランス、スペイン間にあるアンドラ、世界中のものが免税で買えると👀そんな小国に目を向けたり。また国旗に着目した部分では、北欧の国旗の比率は5カ国全て異なっていると。また今とても気になっているカリーニングラードについての記述、飛び地の中の飛び地が存在するというオランダのバーレ！驚愕！海のないボリビアに海軍etc

2022/05/07

[あらあらら]

そんなに意外ではないが、地形、地名の由来から天候までバラエティにとんだ話題が書かれたうんちく本。

2014/12/09

[123浜松]

何気なく見ていた世界地図の国境線、国名等に歴史あり。非常に楽しかった。

[Aniani]

地理に関する雑学がコンパクトにまとまっている。 各々の内容は浅いので興味を持った分野を、別の専門書で補うとよい。

2009/12/10

[てぃま]

タイトルにある『ニュースの本音が見えてくる！』と言うよりは、地理の雑学が広く浅くまとめてある感じ。地理系の本は初めて読んだので結構楽しめた。

2011/03/30