アルザス文化史

アルザス文化史

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  • サイズ A5判/ページ数 488p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409510506
  • NDC分類 235
  • Cコード C3022

出版社内容情報

ドイツ・フランスの狭間にあって独自の文化・心性を築いてきた葛藤の歴史。

内容説明

ドイツか。フランスか。揺れる国境、アイデンティティの危機をいくども経験しながら築いてきた独自の文化・心性とはいかなるものか。統合ヨーロッパのシンボルとして注目されるアルザスの行き方に、国家をこえる試みの可能性をみる。

目次

先史時代からローマ帝国支配まで
フランク王国のアルザス
東フランク王国から神聖ローマ帝国へ
神聖ローマ帝国シュタウフェン朝
中世後期のアルザス
アルザス・ゴシック芸術
アルザスの人文主義
ストラスブールの宗教改革と農民戦争
一七世紀戦乱の世紀フランスの「アルザス併合」
フランス王国下のアルザス
フランス革命期のアルザス
総裁政府の成立から第二帝政まで
ドイツ帝国のアルザス
フランスへの復帰
ナチ体制下のアルザス
戦後のアルザス
現代のアルザス

著者等紹介

市村卓彦[イチムラタクヒコ]
1944年名古屋に生まれる。南山大学大学院博士課程修了。現在、龍谷大学教授。専攻はフランス哲学、フロイト=ラカン精神分析
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