夢と死―死の間際に見る夢の分析

夢と死―死の間際に見る夢の分析

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784409330333
  • NDC分類 146.1

内容説明

夢は死についてわれわれに何を教えてくれるのか。死後の魂についても論究する。

目次

1 屍の「秘密」と「オシリスの墓」
2 草木―木、草、穀物、花
3 最初の死の結婚
4 暗い産道と「落胆の精神」
5 無気味な、または慈悲深い「他者」としての死
6 火と水の通り抜け
7 犠牲または古い肉体の「加工」
8 移ろう自我同一性、多様な心とその「果実」への「固着」
9 真の復活、分離したものの「石」における再結合
10 呼吸体とそのヴァリエーション
11 C.G.ユングの新しい仮説
12 要約

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

内島菫

12
人は一つのものからできているわけではなく、肉体と精神に分けられるにしても、肉体も精神も各々いくつかの要素からなっていると古来から考えられているようだ。臓器を個々に取り出し身体を解体する過程を含むミイラ作りは、その象徴的な行為だ。死によって人は自分を構成していたものに分解される。それを身体だけではなく、意識の分解として夢の中で体験した人の例も紹介されている(まもなくその夢見手は死ぬのだけれど)。さらに解体された身体や意識は、高次の次元で再統合されるという(そのフェイズまでいくと戻れないので体験談はないが)。2016/01/13

やすのり

1
解説のところにあったのですが、死の間際に見る夢については、主観的解釈をすべきではない特別なものであり、それはもっと深い変容や生のプロセスの更なる前進の用意のためのようです。普段、自分が見る夢についての解釈のためと思い読みましたが、巷のスピリチュアルな本と心理学的な書物との間を繋げてくれるようなとても興味深い内容でした。「無意識はあからさまに死後の生命を【信じている】のである」2012/04/14

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