淑女の休日

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408534015
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきちん

44
シティホテルに幽霊が出る。期限は一週間。探偵の美生は泊まり込んで調査を始める。消えるバトラー、荒らされるサービスワゴン、心霊写真そして…探偵物ミステリーだけど、ホテルの魅力が描かれてていいホテルに泊まりたくなる。意味なく都心で一泊…なんてしたことないけど悪くないのかも。と初めて思った。今度やってみようか。2017/03/30

みさどん

16
都会のホテルで起きた幽霊事件を巡る推理物。週末をホテルでラグジュアリーに過ごすという、そんな使い方には共感できないところが多かったかな。旅先で寝るばかりのところにそんなに大枚はたけない。ただ、海外に行ってしまった後で素敵なホテルを見ると、もう少しお金を出してこっちにすればよかったと思うことは多々あった。結局、これはドロドロした愛憎劇で、テレビドラマのようだった。探偵である主人公は、いい仕事をする。交渉事の切り返しとかこうでなくちゃ。2016/07/10

星落秋風五丈原

11
私立探偵の鮎村美生は女性に人気のホテル、プレアリーローズ・シティリゾートからの依頼を受けた。ホテルに幽霊が出るという噂が広まっているという。それを打ち消すためには3人の幽霊の目撃者の体験談を検証し、背景にある真相を見極めなければならない。プレアリーローズに勤める親友の鵜飼ゆう子の助けを借りながら潜入操作を開始する美生だが事件の背景には思いもよらない人間ドラマが隠されていた。やがて目撃者が殺される。ホテルの備品を使い込む中年女性。いかにも仕事ができるキャリアウーマン。2004/02/26

紅はこべ

10
柴田さんの女探偵ものの中では軽快でポップ。ラストでは切ない女の生き方が浮かび上がる。2009/05/23

あつひめ

4
ホテルというたくさんの人が様々な過ごし方をする場所のストーリー。さらっと深すぎないんだけどどんどんページをめくってしまう作品だった。美生と沙籐警部補のシリーズができたら面白いかも…と思いました。2009/08/18

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