感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつばちい
23
作者の浜田さんは竹富島が大好きで何度も足を運ばれているそう。竹富島で開かれる「種子取祭」お祭りに島の子どもたちが楽しそうに準備する様がワクワクする。知らない人も家に来て祝う、そんな習慣のある沖縄。今年はコロナでそういうの難しいのかな、、でもそういうウェルカムな伝統は続いて欲しいなぁ。2020/08/05
ヒラP@ehon.gohon
15
沖縄の竹富島のお祭りが紹介されています。 本州からはるか遠くの小島でも暮らしている人たちの、生活を知ることが出来ました。 人口が少ないだけに、人々のまとまる力、コミュニケーションの濃度が高いように思えました。2019/07/16
杏子
12
西日本読書感想画指定図書中学年向け。またお祭りの本だ!これは沖縄県の竹富島のお祭り。すごい大がかりなお祭りなんだねぇ。お祭りにはみんなの願いがこめられているんだな。豊かな作物が育ちますように。島に子どもがたくさん産まれますように、すくすくと育ちますように。いいことが起こりますように、という人々の思いがこめられている。子どもたちも大人たちもみんな一様に。長い年月続く伝統のお祭りはこれからもずっと受け継がれていくんだろう。子どもたちにもこの本が、心に残りますように。2023/05/22
みい
6
竹富島の種子取祭。子どもも大人も役割をこなしひとつの祭りを作り上げる。祭りは人とは人を繋げる。日常のスパイス。お祭り、行きたいなぁ。2021/09/19
Midori Matsuoka
3
沖縄県竹富島で十月に行われる「種子取祭(たねどりさい)」の様子を紹介した絵本。小学1年生の女の子・なつみちゃんの語り口で描かれている。 おまつりで行われるおどりやおしばいの練習に島のみんなが取り組み、大人はもちろん子どもたちにも役割があって、島の人たちが実りと豊作を願う様子がよく伝わってくる。 素朴ながらも生き生きとしていて魅力的な挿絵に、竹富島を訪れてお祭りの様子を見てきたような気になれた。2019/09/01