内容説明
「子どもの読書離れ」がいわれる今日、子どもたちの心をつかむ魅力ある作品は、どのようにしたら生み出せるのか。書き手たちがさぐる現代児童文学の可能性。
目次
第1章 子どもに向かって書く、とはどういうことか(子どもに向かって書くことと自己表現―自分をふりかえりながら、自己表現・自己形成と子ども感覚、さらに児童文学の今後を考える;作者の子ども像と対子ども読者意識)
第2章 「おもしろさ」とは何か(子どもにとってのおもしろさとは;読むということについて)
第3章 子どもに向かって書く表現の方法・技術について(子どもに語る方法・技術・話の進め方;エンターテインメント児童文学の創作方法 ほか)
第4章 子どもと本をどうつなぐか(本と出会う現場から;親子読書運動三十年―子どもと本との関わりを見つめて)
著者等紹介
古田足日[フルタタルヒ]
創作・評論。日本児童文学者協会前会長
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