内容説明
労働者階級はその党の旗をどのように掲げるべきか。党綱領への基本姿勢を説き明かしながら、国家や未来社会についての新たな命題を与えた重要文献の新訳。マルクスらが批判した綱領草案を、直接対比させながら学ぶことのできる新形式を採用。詳細な訳注を付すとともに、関連するエンゲルス書簡や多数の綱領問題資料をも収める。
目次
1 ゴータ綱領批判(社会民主党綱領批判について―カール・マルクスの遺稿から;マルクスからブラッケへの添え状;ドイツ労働者党綱領にたいする評注;ゴータ綱領にかんするエンゲルスの手紙)
2 エルフルト綱領批判(1891年の社会民主党綱領草案の批判;エルフルト綱領にかんするエンゲルスの手紙)