内容説明
「この銀色の人工眼球から逃れることのできる犯罪者はいない」。それは、人気ＴＶドラマ『特捜司法官Ｓ‐Ａ』で主役を演じる俳優・秋津秀の決めゼリフ。裁判官であり、検察官であり、死刑執行人である合成人間。―特捜司法官。謎に満ちたその存在を、特捜司法局の許可を得て演じる彼は、人間でありながら唯一、銀色の人工眼球を持っていた。だが、ドラマのスタッフを突然、不可解な事件が襲う！！ドラマを超え、あえて禁を破り、「特捜司法官」として事件解明に臨む秋津だが…！！人気コミック『ＪＯＫＥＲ』の外伝第一弾、ついに文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fukuosaru
2
再読。道原かつみ先生の描かれた漫画ジョーカーシリーズのスピンオフ。原作の麻城先生が作中のドラマS-Aと、本物のS-Aを交差させてのお話で、知っている人はニマニマしちゃう展開かな？特捜司法官に毒され過ぎな秋津と、煙に巻きつつ秋津に惑わされているサムのコミカルな会話が好き(*^^*)本質的なトコロも上手く包んでの突っ込みはよい感じです＼(^o^)／六道さんが絡むと旗色が悪くなりそで、二本目も良かったです(*´∇｀*)2012/02/14
はるかかなた
1
新書版は持っていて既読だったのですが、友人が貸してくれたので文庫版を改めて読了。秋津はほんとに素敵な人だな、と思います。Ｓ－Ａとの友情がつむがれていく様がほのぼのしていて、漫画のジョーカーで見せるＳ－Ａとのギャップが不思議。でもきっとこれも本当の彼なのだろうな。この切ない設定がどういう結末を迎えるのか、怖くも楽しみでもあります。2016/10/22
まわた
0
再読。秋津のうちにサムが助けにきたあたりのやりとりが可愛い。2013/09/02
kuma-kichi
0
図書館でかりたら、持っている本だった。でも楽しめたのは筆力があるから？ 2013/02/23
絵美
0
裁判官であり、検察官であり、死刑執行人である合成人間・特捜司法官。そして、謎に満ちたその存在を、特捜司法局の許可を得て演じる俳優・秋津秀。人気TVドラマ「特捜司法官S-A」で主役を演じる秋津は、ドラマスタッフを襲う不可解な事件を追う。 道原かつみの漫画『ジョーカーシリーズ』の外伝小説1作目。原作者が書いています。外伝とは言ってもこのシリーズも10冊以上出ているので、読みごたえあり！2011/02/13
