内容説明
リルケ、クリムト、ルー・ザロメ…。華の都・ウィーンの恋の物語。
目次
私が惚れた娘はただの女店員―リヒャルト・ベーア=ホフマンとパウラ・リシー
カフェのひとびと―ヴィッキー・バウムとマクス・プレールス
リルケからの休息―ルー・アンドレーアス=ザロメとフリードリヒ・ピネーレス
口づけ―グスタフ・クリムトとアルマ・マリア・シンドラー
軽率な言葉―リーナ・ロースとハインツ・ラング
解雇―フェーリクス・ザルテンとオッティーリエ・メッツル
ファニータの思い出に―カール・ランコロンスキーとフランツィスカ・アッテムス=ハイリゲンクロイツ
ジーベリングでの亡命生活―レフ・トロツキーとナターリア・セドーヴァ
「親愛なるお嬢様方…」―エゴン・シーレとエーディト・ハルムス
貰い子―ルートヴィヒ・ガングホーファーとカティンカ・エンゲル〔ほか〕