内容説明
ゴールデン街や区役所通りが近い、ここ“花園裏交番”は、配置人員と酒がらみのトラブルの多さから「裏ジャンボ交番」と呼ばれている。新米巡査・坂下浩介は、重森班長の下、ヤクザになったかつての恩師やビッグ・ママと恐れられる新宿署捜査一課の美人警部補に揉まれながら、欲望に忠実に生きる人間たちに対峙する―。
著者等紹介
香納諒一[カノウリョウイチ]
1963年、横浜生まれ。91年小説推理新人賞を受賞し、92年に小社刊『時よ夜の海に瞑れ』で長編デビュー。99年には『幻の女』で第52回日本推理作家協会賞を受賞し、正統派ハードボイルド、警察小説の書き手として第一線で活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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