吹けよ風 呼べよ嵐

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吹けよ風 呼べよ嵐

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396634896
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

剛腕の歴史小説旗手が放つ川中島合戦!  謙信と信玄がしのぎを削る北信濃の地で若武者須田満親が、才をを磨き、戦塵を駆け抜ける!

剛腕の歴史小説旗手が放つ川中島合戦!
義を貫いてこそ―
上杉謙信と武田信玄が鎬を削る北信濃の地で、若武者須田満親が、才を磨き、戦塵を駆け抜ける!

徹底的な現地取材を基に描く新たな合戦像!
時は戦国、あまたの武将ひしめく北信濃の地。甲斐の武田晴信(信玄)は、今川・北条と盟を結びつつ野望の眼を北に向けた。北信の盟主村上義清に忠義を尽くす須田家の後継満親と、従兄にして刎頸の友でもある須田庶家の信正。川中島に所領を持つ二人の若者は悩み、葛藤する。道は二つ、裏切ってでも生き残りを策すべきか、滅ぼうとも義を貫くか。やがて武田の脅威に抗しきれなくなった時、満親は越後の長尾景虎(上杉謙信)に支援を請う使者に立った……。北信濃を巡って謙信の義と信玄の欲が火花を散らす中、流転を強いられる須田一族の運命は――。

【著者紹介】
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を、『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞2013」を受賞。最新刊に『天下人の茶』。

内容説明

剛腕の歴史小説旗手が放つ川中島合戦!義を貫いてこそ―上杉謙信と武田信玄が鎬を削る北信濃の地で、若武者須田満親が、才を磨き、戦塵を駆け抜ける!

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』(光文社)で第4回山田風太郎賞と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋天狗党西へ』(新潮社)で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞2013」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ナイスネイチャ

183
図書館本。川中島の戦いは第4次の戦いしかほぼ知識としてはなく、勉強になりました。伊東潤さん得意?の弱者の生き様を描いてました。圧倒的な情報量を基に躍動感溢れんばかりの筆力で引き込まれました。2016/04/16

yoshida

160
武田家の北進で翻弄される北信濃。国人領主である須田家も分裂。主人公である須田満親は村上義清に従い、越後長尾家を頼り捲土重来を期す。川中島合戦がピークなのだが、物語に起伏が少なく読むのに時間がかかった。諸悪の根元を武田信玄に求めているのも苦しいかな。結局、室町幕府の権威も失墜し、新たな権威が出来るまでは領土争いは続くのであり、一戦国大名が乱世の原因ではない。大義名分としての「義」は大事かもしれないが、それで実利はとれないもの。北条家の民政を評価する表現に作者らしさを感じた。個人的には他の作品の方が好みです。2017/10/08

とん大西

120
須田満親-なんとか名前だけは記憶のスミに残っている北信濃の土豪。伊東作品のいいところは、歴史の大きな流れの中で僅かな光芒を放つ人物でも魅力的に仕上がっているとこだと思います。信玄率いる武田軍の侵略で領土を追われた満親。故地回復と実父の仇。胆も太く知略にも富んでいた満親だが、武人としてのアイデンティティは未だ熟さず。「何故、我らは戦わなければいけないのか」…。大勢力中勢力の狭間で生残をかけた戦国の世。静謐を望む満親の人間臭い葛藤に好感が持てます。謙信との邂逅で覚醒する武人の矜持。そして、舞台は川中島へ-2019/06/01

takaC

95
借りてる期間中に読み終えられず返却した負い目を払拭すべく仕切り直し。およそ2年ぶりのため最初から通読。面白いのだこれが。2018/10/17

そうたそ

57
★★★☆☆ 川中島の戦いって、武田信玄と上杉謙信の戦いというイメージはあるが、それほど詳しくは知らない。本作はその川中島の戦いを、若武者須田満親の視点から描き出す一作。じっくり調べあげられたのであろう膨大な情報量と、一方でただ説明に終止せず躍動感をもって戦国の世を描き上げる筆力。いつもながら著者の力量には感服するばかりである。敢えて視点人物を脇役的な人物にするという手法は最近の著者の作品に多い気がする。今までにない、川中島の戦いを描いた歴史小説だが、ストレートな作風を好みとする人には合わないかも。2016/04/15

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