祥伝社文庫<br> 観覧車

個数:
電子版価格
¥712
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

祥伝社文庫
観覧車

  • 柴田 よしき【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 祥伝社(2005/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 01時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396332266
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

失踪した夫を待ち続ける下沢唯。夫の居場所を残しておきたい、という思いから探偵事務所を引き継いだのだが、浮気調査など気が滅入る仕事ばかり。あるとき、行方不明になった男の捜索依頼が舞い込んだ。手掛かりは白石和美という愛人。が、和美は日がな寂れた観覧車に乗って時を過ごすだけだった。彼女の心を占める虚無とは?静かな感動を呼ぶ恋愛ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

109
下澤惟シリーズ第1弾。夫が失踪、唯は夫の仕事の探偵事務所を守る為に、自らが探偵となる。本作の特徴は、1995年から7年間の時間を追った、7つの短編集である事だ。最初の物語から最後の物語まで、唯も周りの人たちも少からず変わっていく、唯の心の物語だとも言える。変わらないのは、夫が失踪したままである事。1話毎に事件が起き、謎解きは在るものの初歩的なものである。むしろ、犯罪の被害者や残された者たちの切ない物語を、作者は描きたかったのだろう。最後の物語で、夫の失踪の謎がようやく動き出しそうな所で、次回へはあ~辛い。2019/04/14

ワレモコウ

66
下澤唯は、夫が残した探偵事務所の仕事をしながら、失踪した夫を待ち続けている。その探偵事務所に依頼された仕事の連作短編集。ラストに夫の手がかりが掴めそうになるが、それは続編へということか?「回転木馬」にいきます!2020/12/30

mariya926

66
探偵であった夫が失踪し、妻が代わりに探偵事務所をしながら夫を待つのですが、3年、5年、10 年と待っている姿が切ないです。事件に巻き込まれたのが、それとも自分が嫌になって失踪したのかも分からないのが辛いですよね。段々諦めの気持ちが強くなっていきますが…。探偵の仕事をしつつ巻き込まれる事件のミステリーを解決していくのも面白いです。探偵下澤唯はシリーズになっているので「回転木馬」に進みます。教えて下さった読友さん達に感謝です。初柴田よしきさんでした。2017/02/11

harupon

54
失踪した夫・貴之の探偵事務所を引き継ぎ、仕事の依頼を受ける唯。物語りは、失踪後3年から始まって依頼された仕事を1話1話短編で綴りつつ、7年(失踪後10年)という月日が経っていく。表題作「観覧車」唯が白石和美の尾行を始めて二週間、彼女は、毎日ここで観覧車に乗っていた。いやもう、この行動の意味がただただ怖かった。唯は、失踪した夫の帰り場所を守るべく探偵事務所を継いでいる。「終章、そして序章」何かがわかりそうなところまできている。あ~続き「回転木馬」読まねば、気持ちが収まらない。が、手元にはない。探さねば!!2021/07/20

おくちゃん🌸柳緑花紅

42
そこにいた理由には, 涙!60 才すぎ夫の恋, しかし亡くなる日の朝夫は妻のために... 夫の突然の失踪から10年.どうしょうもう10年もたつのに「むちゃくちゃ好き.まだ」続編が楽しみ!2013/08/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/558543
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。