祥伝社新書<br> 古典と歩く大人の京都

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祥伝社新書
古典と歩く大人の京都

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396116774
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

古典には二つの側面がある。一つは人間のメンタリティはたかだか千年ぐらいでは変わらないということ。もう一つは、現代よりもはるかに高度な精神文化が存在していたということである。

十年前の思想はすぐに古くなるが、千年前の思想は古びない――。つまり、古典とは時間に磨かれ、多くの人々の要求に応え、今に残ってきた人類の叡智なのだ。

本書では、『源氏物語』や『徒然草』『平家物語』をはじめとした古典ゆかりの地をたどる。いずれも著者が厳選した偉人たちの魂を感じられる場所だ。そこで見つかる人間の本質とは――。

内容説明

古典には二つの側面がある。一つは人間のメンタリティはたかだか千年ぐらいでは変わらないということ。もう一つは、現代よりもはるかに高度な精神文化が存在していたということである。百年前の最先端の思想などほとんど残っていない。残っているのは百年前にすでに古かった思想である。古典とは時間に磨かれ、多くの人々の要求に応え、今こそ必要とされる人類の叡智なのだ。本書では、『源氏物語』『徒然草』『平家物語』をはじめとする古典ゆかりの地をたどる。いずれも、著者が厳選した偉人たちの魂を感じられる場所だ。そこで見つけた人間の本質とは―。

目次

第1章 洛東への旅(河原院跡;清水寺 ほか)
第2章 洛北への旅(鹿苑寺(金閣寺)
大徳寺 ほか)
第3章 嵐山を歩く(仁和寺;広隆寺 ほか)
第4章 洛外へ行く(伏見稲荷大社;日野山 ほか)

著者等紹介

適菜収[テキナオサム]
1975年、山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』『日本をダメにしたB層の研究』(以上、講談社)、『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』(中野剛志氏との共著)、『日本人は豚になる 三島由紀夫の予言』『日本をダメにした新B層の研究』(以上、ベストセラーズ)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

117
京都の散策のお供に新書ならいいかもと思い購入した。源氏物語、平家物語、枕草子、方丈記などで地名、寺院名は聞いたことあるが、場所は知らなかったところがたくさんあったので訪れてみたい。雲林院は先日読んだ「百夜」にも出てきたが、鎌倉時代には広大な敷地があり、その境内に大徳寺が建立されたという。北区紫野にあった淳和天皇の離宮紫野院を遍昭僧正が寺に改めた。紫式部もこの周辺で生まれ育ったらしい。藤原定家が小倉百人一首を編んだといわれている場所のひとつ常寂光院もいつか行きたい。在原業平ゆかりの十輪寺など興味が尽きない。2023/06/26

しげ

70
先月、仁和寺の御室桜を観たくて京都を訪れました。残念ながら今年は開花が早かったそうで満開を拝見出来ませんでした。代わりに西陣近くの雨宝院(西陣聖天)で緑の桜(御衣黄桜)を拝見、なかなか素敵で知らない京都がまだまだ有ると感じました。本書の中で「古典は汲み尽くすことの出来ない泉」と小林秀雄さんの言葉を引用されています。次回京都を訪れる時までにもう少し古典を読んでおきたいと感じた一冊2023/05/15

アイシャ

33
京都についてはもっと詳しくなりたい。古典にもう少し詳しければ旅ももっと楽しくなるだろう。そんな思いからの読書。紹介されている小林秀雄氏のことばが心に残りました。『歴史を読むとは鏡を見ることだ。歴史の語る他人事を我が身と思うことが、即ち歴史を読むということでしょう』歴史物語に『大鏡』『今鏡』などのタイトルのある意味がやっと解りました。西行庵の章で紹介のあった彼の歌『世をすつる人はまことにすつるかは すてぬ人こそすつるなりけれ』もいい。その他メモ書きいっぱいになりました2023/07/16

sofia

32
地元の図書館にはなく購入し、いつもリュックの奥底に入っていた本でやっと読む。前半の内容は既に忘れているが、今度京都に行くときには持っていきたい。行ったところもあれば行きたいと思っていたところもある。確かに古典を知ると京都は楽しくなる。でも次女のいない京都に行くハードルは高い。2024/05/05

B.J.

11
徒然草がきっかけで、京都検定二級合格までに至る。2023/06/24

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