出版社内容情報
北インドの諸民族語の黎明期から今世紀まで約一千年にわたるインドの思想と文学の大きなうねりのなかで,ヒンディー文学が形成された課程を概観した名著の翻訳。
内容説明
高度に洗練されたヒンディーの文学と思想。その源泉となった中世インドの民衆の創造力に焦点をあてた名著の翻訳。
目次
インド思想の独自の発展
サントの思想
バクトの系譜
ヨーガの道とサントの思想
有属性なる最高神へのバクティ
中世の宗教思想家に見られる思想の共通性
バクティ時代の主要な詩人
作詩法に基づく詩
思想と文学の底流・現状・今後