幻冬舎新書<br> 日本の難点

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幻冬舎新書
日本の難点

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981218
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報

この本だけで、現代を生きていくのに必要不可欠な急所(クリティカルポイント)がわかるように、考えに考え抜きました。これ以上はあり得ないというほど、噛み砕いて書かれています。通読すれば眩暈がするでしょうが、それは圧倒的情報量による眩暈ではなく、<社会>の複雑さによる眩暈でしょう。はじめての新書を「救国の書」として書き下ろしました。──著者

内容説明

現代とは「社会の底が抜けた時代」である。相対主義の時代が終わり、すべての境界線があやふやで恣意的な時代となっている。そのデタラメさを自覚した上で、なぜ社会と現実へコミットメント(深い関わり)していかなければならないのか。本書は、最先端の人文知の成果を総動員して、生きていくのに必要な「評価の物差し」を指し示すべく、「現状→背景→処方箋」の3段ステップで完全解説した「宮台版・日本の論点」である。

目次

第1章 人間関係はどうなるのか―コミュニケーション論・メディア論(若者のコミュニケーションはフラット化したか;ケータイ小説的―コンテンツ消費はどのように変わったのか ほか)
第2章 教育をどうするのか―若者論・教育論(「いじめ」は本当に決してなくせないのか;「ネットいじめ」「学校裏サイト」から子どもを守れるか ほか)
第3章 「幸福」とは、どういうことなのか―幸福論(「自分だけ幸せならそれでいい」のか;自己決定論の現在―「宮台真司」の主張は以前と今で矛盾しているか ほか)
第4章 アメリカはどうなっているのか―米国論(オバマ大統領の演説は一体どこがすごいのか;どうして、アメリカは大統領制なのか ほか)
第5章 日本をどうするのか―日本論(後期高齢者医療制度は現代の「うば捨て山」か;裁判員制度―司法の民主化か、新しい動員体制か ほか)

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年宮城県生まれ。社会学者、評論家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

267
社会学者で有名な著者が自身の専門分野を余すことなく語った一冊だけど、気楽に読めた。2016/04/21

とも

70
宮台さんの事件があったのでオーディオブックで聴いてみた。 基本的な事がわかっていない私には難しい話も多かったが、複雑なのにシンプルな考え方は面白かった。 援交少女と柳田國男のギャップも面白い。 人々を感染させていく力にも興味を持ち持った。 もう一度、新書で読んでみよう。2022/12/15

月讀命

59
現代の日本の抱える諸問題を様々な角度から紐解いているのであろうが、ハッキリ言ってよく解らん。現在の日本には、1冊の新書では語れない程の多くの諸問題が顕在化され、解決できない課題も多々存在する。それを僅か280ページで書き下す事は困難な事であったろう。日本の教育、人間関係、幸福、米国、日本の現状と様々な分野の諸問題を捉え、深く解説してくれているのだが、彼の幅広く奥深い知識をただ羅列的にブチマケル為に、そしてヒレカサス為に書いた様な感さえある事は否めない。只、宮台さんのコメンテーターとしての才覚は素晴らしい。2010/08/10

まじゅ

57
この読みにくさは「誰かなんとか言ってやれよ問題」じゃないのかと。 青臭くて熱い。熱すぎて品がないことは解った。 しばしば同意するところはあったが読解力の無さ故か具体的にどうやって社会の制度設計をすればよいのかは謎。難点を解決する為には本当にスゴイ利他的なヒーローを待つしかないという事なの。 私のような凡人はご本人がおっしゃっているように「この社会」の直接性から離れて帰ってくるだけに留めておいた方が良いと思った。 2013/01/09

踊る猫

35
「部分的」「断片的」な読みしかできていないことを断りつつ書くなら、宮台真司が「スゴイ人」に「感染」することの重要性を説いていることを興味深く思う。ここまで堅牢に社会学内外の成果・精華を吸収しアウトプットできたのも、彼がニクラス・ルーマンや小室直樹といった「スゴイ人」に「感染」しえたからだろう。つまり、人の中に深遠さ・神秘を認めてその世界の不思議さにひれ伏し、同時に深くそのインパクトを受容して自分自身を積極的に組み替えていくことか。その果敢な冒険精神をあらためて尊敬し、毀誉褒貶あれどあなどれない人と認識した2024/01/17

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