幻冬舎新書<br> ジャーナリズム崩壊

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幻冬舎新書
ジャーナリズム崩壊

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344980884
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0295

内容説明

日本の新聞・テレビ記者たちが世界中で笑われている。その象徴が日本にしかない「記者クラブ」制度だ。メモを互いに見せ合い同じカンニング記事を書く「メモ合わせ」、担当政治家が出世すれば自分も出世する歪んだ構造、権力におもねり掴んだ事実を報道しない体質。もはや新聞・テレビは権力をチェックする立場と国民に知らせる義務を放棄したも同然である。恐いもの知らずのジャーナリストがエリート意識にこりかたまった大マスコミの真実を明かす、亡国のメディア論。

目次

第1章 日本にジャーナリズムは存在するか?(空想でしかない「客観報道」;メモ合わせ;自由な言論を許さないメディア;編集と経営;しばり、癒着)
第2章 お笑い記者クラブ(笑われる日本人記者;メディア界のアパルトヘイト)
第3章 ジャーナリストの誇りと責任(署名記事;実名報道;均一化したエリート記者たち)
第4章 記者クラブとは何か(記者クラブの誕生;日米メディアをめぐる誤解;英訳・キシャクラブ;都庁記者クラブの場合)
第5章 健全なジャーナリズムとは(アフガニスタン・ルール;過ちを認めない新聞;日本新聞協会の見解)

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年福岡県生まれ。NHK報道局勤務、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取財記者を経て、2002年よりフリーランスのジャーナリストとして活動。NHK勤務に関し経歴詐称を取り沙汰されるが、東京地裁が認定した二年超の勤務実態を根拠に反撃。中傷にも屈しない打たれ強さに定評がある。徹底した取材と精緻な分析で、記事・作品を発表するたび永田町が震撼する気鋭のジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

302
著者の見解もあるが記者クラブの酷さがよく分かる1冊。確かに日本の新聞は匿名多いなぁ。ニューヨークタイムズも後学のために読んでみたい。2016/03/31

獺祭魚の食客@鯨鯢

69
 岡江久美子さんで思い出すのは「はなまるマーケット」です。 オウム真理教により坂元弁護士一家が殺害されTBSのバラエティ番組だったことで局は脱スキャンダルを誓いました。  岡江さんの人生はメディアに翻弄されたのではないかと思わざるを得ません。  今回のサンケイ、朝日のほっかむりを決め込む行状は、最後に成敗される悪代官より始末が悪い。「ペン(マスゴミ)は剣(検察庁)より強し?」なのか。自分でやりながら、濃密接触麻雀はやめましょうという記事をいけしゃあしゃあと誌面に出すのでしょうね。

ひろし

19
多少知ってはいたけれど、日本の『ジャーナリズム』は世界のそれとはあまりにかけ離れていて、世界中から笑われているのね。恥ずかしい。本当に、日本のメディアは日本と日本人の名誉を貶めるために働いているのだな。嫌悪しかない。2016/04/25

佐島楓

19
ちょっと著者の態度がスノッブすぎる。特定のメディアへの攻撃的発言が何度も出てくるのにも閉口した。2013/10/21

スリーピージーン

17
著者は一時はずいぶんラジオに出ておられて、お話がおもしろく、私も聞くのがとても好きだったが最近はあまり耳にしない。(もちろんご活躍はしておられるが)やっぱり事実をどんどん話すので出してもらえなくなったのかと推測してしまう。ジャーナリズムの裏側は想像よりずっとひどいみたい。報道の自由度が世界の内で日本は四十何位かで韓国よりも下だと聞いて驚いたが、この本を読んだら納得。そういえばテレビと新聞が同じ系列会社なんだからなぁなぁな関係なのは当然だ。変だと思わなかった私も考えが全く足りなかった。2016/05/14

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