内容説明
中国の威信を賭けた北京五輪の開幕直前。開会式に中継される“運転開始”を控えた世界最大規模の原子力発電所では、日本人技術顧問の田嶋が、若き中国共産党幹部・〓(とう)に拘束されていた。このままでは未曾有の大惨事に繋がりかねない。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのか―。時代の激流と人間の生き様を描く著者の真髄が結実した大傑作。
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業後、中部読売新聞入社。同社を退職後、フリーライターを経て2004年『ハゲタカ』でデビュー、同作はドラマ化、映画化され注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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