三流シェフ

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三流シェフ

  • 三國 清三【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344040649
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

雑用こそ人生の突破口だ。
誰より苦労しても、その苦労を見ている人は1%にも満たない。
それでも“世界のミクニ”は必死に鍋を磨き続けた。

何者かになろうとして、懸命にもがく人たちへ――。
料理界のカリスマ・三國シェフ、感涙の自伝。


37年続いた「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉じ、ぼくは70歳で新たな夢を実現する
北海道・増毛(ましけ)での極貧の幼少期、漁師の父と出掛けた海、“料理の神様”に近づきたくて生やした口髭、地獄の厨房とヨーロッパ修行、30歳での開業とバッシング、ミシュランとの決別――。時代の寵児と言われながら、がむしゃらに突っ走ってきたぼくが、一大決心をして「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉店する理由と、ぼくが戦ってきた人生のすべて。

どんな一皿よりもエモーショナル!
世界に冠たる“ミクニ”の料理は、彼の苦悶の日々とパワフルで情熱的な生き様から作られる。
生きるための営みと企み、そして熱狂とは――。人生の本質が凝縮された1冊。

内容説明

雑用こそ人生の突破口だ。誰より苦労しても、その苦労を見ている人は1%にも満たない。それでも“世界のミクニ”は必死に鍋を磨き続けた。何者かになろうとして、懸命にもがく人たちへ―。料理界のカリスマ・三國シェフ、感涙の自伝。

目次

第1章 小学校二年生の漁師
第2章 黒いハンバーグ
第3章 帝国ホテルの鍋洗い
第4章 悪魔の厨房
第5章 セ・パ・ラフィネ
第6章 ジャポニゼ
最終章 最後のシェフ

著者等紹介

三國清三[ミクニキヨミ]
1954年北海道・増毛町生まれ。フレンチシェフ。中学卒業後、札幌グランドホテル、帝国ホテルで修行し、駐スイス日本大使館ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部料理長に就任。その後いくつかの三つ星レストランで修行を重ね帰国。1985年、東京・四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。世界各地でミクニ・フェスティバルを開催するなど、国際的に活躍。2013年、フランソワ・ラブレー大学より名誉博士号を授与される。2015年、日本人料理人で初めて仏レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

112
日本を代表するトップシェフの自叙伝です。人が羨むキャリアを積み重ねてもなお、現状に甘んじることなく高みを目指す、貪欲なまでの向上心。評判を歯牙にもかけず、自分を見つめ、正直に生きようとする姿は、本当にすごいです。この一端でも見習わねばと思いました。2023/01/10

あすなろ

94
三國シェフの半生と今後を著した一冊。一気読みの一冊だったのである。ご本人の感と相違あれば別だが、これは仏料理版の矢沢永吉氏・成り上がりという体。僕自身が、ホテルや仏料理店の仕事をしていた事もあり、その意味でも興味深い内容であった。貧しい北海道増毛での生い立ちから続く今に至る道。そして、今後の夢。並大抵のものである筈がなく、その尽力に通ずる数々の洗い場での事等、読み耽ること請け合いの一冊。また、表紙や差し込み写真等も上手く出来ている一冊でもあり、今の若者にも読んで欲しい良書だと思ったのである。2023/02/26

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

85
(2023-61)【図書館本】貧しい漁師の子でハンバーグも知らなかった彼が、フランス料理人を目指す。順調なスタートを切ったかと思いきや、東京帝国ホテルでは再び鍋を洗うだけの毎日。ただ懸命に働いていた彼を見ている人はいた。公邸料理人とチャンスをきっかけに欧州の名だたるシェフ元での修行の日々。今の基準で言えばブラックだとかパワハラだという事になるのだろう。でも当時はそれが当たり前だったし、だからこそ一流になれたのだと思う。昔の上司に言われた「冷飯は美味しく食べなくてはいけない」という言葉を思い出した。★★★★2023/06/25

chimako

84
迸るエネルギー、絶対に引かないメンタルの強さ、子どもの頃から大人たちの中で自然と身に付いた愛嬌、そして料理に対する憧れと矜持。でしゃばりと言われようが、図々しいと思われようが、今自分が出来る事をやる。世界的なシェフの間を泳ぎまわり、センスと実力を磨きやがて「自分の料理」を作りたいと日本に帰る。自身の努力はもちろんだが人に恵まれ切り開いた道。一度も料理をしたことがない三國さんを大使館の料理に推薦した人帝国ホテルの総料理長村上信夫さん。フランスの個性豊かなシェフたち。表紙の若い三國さんはちょっとカッコいい。2023/09/09

Willie the Wildcat

81
両親の教えを胸に、大海に乗り込む。家族はもちろんだが、中学の担任から始まる表裏様々な他者の支え。道を拓いたデミグラスソース!退路を断つ危機感が、昼夜を惜しんだ自主練となり、調理の実力社会がそれに応える。村上信夫氏が齎した物心両面での転機。前者は海外修行であり、後者は『自己投資』。危機感と実行力が、著者の神髄。問いかけられた『セ・パ・ラフィネ』の解が、師シャペルが来日時にゲストブックに残した言葉。グッとくる。良い生き様だ。2023/07/26

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