浅草ルンタッタ

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浅草ルンタッタ

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344039940
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

今は一人ぼっちでも、またみんなの前で歌うんだ──。100万部突破のベストセラー『陰日向に咲く』を超える、さらなる大傑作!12年ぶりに書き下ろす、圧倒的祝祭に満ちた物語。行き場をなくした女たちが集う浅草の置屋「燕屋」の前に、一人の赤ん坊が捨てられていた。かつて自らの子を亡くした遊女の千代は、周囲の反対を押し切って育てることを決める。お雪と名付けられた少女は、燕屋の人々に囲まれながら、明治から大正へ、浅草の賑わいとともに成長する。楽しみは芝居小屋に通うこと。歌って、踊って、浅草オペラの真似をして、毎日はあんなに賑やかで幸せだったのに。あの男がすっかり台無しにした──。

内容説明

行き場をなくした女たちが集う浅草の置屋「燕屋」の前に、一人の赤ん坊が捨てられていた。かつて自らの子を亡くした遊女の千代は、周囲の反対を押し切って育てることを決める。お雪と名付けられた赤ん坊は、燕屋の人々に囲まれながら、明治から大正へ、浅草の賑わいとともに成長した。楽しみは芝居小屋に通うこと。歌って、踊って、浅草オペラの真似をして、毎日はあんなに賑やかで幸せだったのに。あの男がすっかり台無しにした―。

著者等紹介

劇団ひとり[ゲキダンヒトリ]
1977年千葉県生まれ。93年デビュー。2000年にピン芸人「劇団ひとり」となる。映画やドラマで俳優として、また作家、映画監督としても活躍。はじめての小説『陰日向に咲く』(2006年)は100万部を超えるベストセラーとなり、映画化される。次作『青天の霹靂』(2010年)は自身の初監督作品として映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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旅するランナー

264
劇団ひとりは天才だ。映画の場面が浮かんでくる描写。昭和の悲喜劇やフェリーニ映画を観るようだ。明治·大正期の浅草で懸命に生きる人々の喜怒哀楽が盛り込まれ、滑稽で残酷で薄汚く優美である。人と人の繋がりと、心の温もりに涙する。この劇団に、しっかりやられました。2022/10/29

starbro

228
以前から気になっていた劇団ひとり、王様のブランチBOOKコーナーで紹介されたので読みました。劇団ひとり、初読です。 本書は、大正浅草オペラ人情噺の佳作でした。朝ドラ等で映像化すると良いかも知れません。 https://www.gentosha.jp/article/21235/2022/10/04

reo

59
劇団ひとり氏が、如何なる芸人なのかなどは露ほども知らず、ただ只管主題が面白そうだと思い手に取った小説。吉原という政府公認の遊郭。その隣で、猥雑な売春宿で春をひさぐ女たちの、最下層の生活だからそこから見えてくる、仲間意識や子に対する無私の愛情など、生きるうえで大切なことを教えてくれる。してまた、往時の浅草六区の賑やかさの情景描写が上手い。千代が福子が鈴代が兵助が信夫がそしてお雪が画面から飛び出して来そうな描きように思わずルンラッタ!劇団ひとり侮れない😎2023/02/23

ぼっちゃん

58
遊女たちに愛され育てられた捨て子のお雪と周りの大人たちの明治・大正の物語。これまでと異なり今作は明治・大正時代なのでその時代の浅草オペラや関東大震災などのことも調べて書かれたのだろう。東野圭吾の『手紙』のようになるのだろうと予想していたが、うまく裏切られました。2022/09/18

Natsuko

46
劇団ひとりさん小説3作目。大正時代の浅草演芸場を舞台に、娼婦や孤児や訳ありな人間達が織りなす、時に拍手喝采、お涙頂戴の人情劇。私好みの今までのひとりさん作品とイメージがだいぶ違うように感じた。著者ありきで借りたので、違う作家さんだったら読了していたかどうか…でもこんなテイストも書けるということだ、今後も応援して次作を楽しみに待つ。2022/12/03

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