内容説明
歓びと快楽に、息もつけない。欲望と愛情がほとばしる体験。私は「新しい扉」を開いた―。濃密で圧倒的に面白い、新しい性愛小説。
著者等紹介
松本侑子［マツモトユウコ］
１９８７年「巨食症の明けない夜明け」ですばる文学賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ni-ni-
1
セクシュアリティ色の強い短編。装丁が古臭いのであまり期待せずに読んだら、意外に面白かった。レズビアンものが二つ。「ナツメの実」は暗め、「新しい扉」は明るめの百合。他にも、ジェンダー改革が起きた未来の話など面白かった。2010/07/06
砂糖
0
｢性｣がセックスにとどまらずジェンダー的な内容になっていて興味深い。前半の性に憧れと恐れ両方を抱く女の子が、女の子にキスするお話はとてもよくわかる気がする。他にも、レズビアン、女装癖など、｢性｣について考えさせられる物語が続く。特に最後の｢男性｣｢女性｣にこだわらない未来の物語は面白かった。１０代にはオススメできないが大学生くらいには勧めてもよいのでは・・・。2014/05/18
ゆみぼうず
0
タイトルゆえ、家でしか読めなかった小心者の私ですが。。。。いろいろ考えられますね。小説としてもとても面白かったです。2013/07/23
赤埜よなか
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自由な恋愛、自由な生き方、とても羨ましい。難しい問題だけれど作中のような未来がきてもおかしくないと思う。いまの自分の性別についての意識を改めて考えたい。2013/03/08
ミツェル
0
すごいタイトル。中身も濃いめ。2010/03/24
