内容説明
震災発生から5年―。被災地ではどのように復興が進み、どのような問題が顕著になっているのか。また、次に起こるかもしれない災害に私たちはどんな備えをすればいいのか。地震発生直後から、震災に関して多角的なテーマで取り組んできた神戸大学〈震災研究会〉が、今日までの調査・研究の成果を中間的総括として報告し、次の災害に対して独自の提言をする。
目次
1 神戸“都市活力”をいかに再生させるか
2 住宅地における被災住民の苦闘は続く
3 復興まちづくりはこれでよかったか
4 震災死と被災者の心
5 ボランティア活動の新たな展開
6 せまり来る次の大地震に備えて