内容説明
もともと読みきかせには、「こうやらねばならない」というきまりはありません。“読みきかせボランティア”も決まった型などありません。その方その方のものが、大事なのです。しかし、子どもたちの本との出会いを、より良くサポートする実践のためには、いろいろと話し合える仲間を持つことも大切ですし、研究をしなくてはなりません。そこで、編者たちの長い体験の中での実践例をまとめました。
目次
１ 読みきかせと「ボランティア」（読みきかせとは；いま、“読みきかせボランティア”は；学校での“読みきかせボランティア” ほか）
２ “読みきかせボランティア”のＱ＆Ａ２５（“読みきかせボランティア”をはじめる前に；本を選ぶときに；読みきかせを実際に行うとき ほか）
３ 実践例とリスト（児童館のおはなし会；三歳児健康診査で（保健センター）
幼稚園で ほか）
４ これからの“読みきかせボランティア”は
著者等紹介
波木井やよい［ハキイヤヨイ］
元東京都公立小学校教師。日本子どもの本研究会等に所属し、子どもと読書の研究、リストつくりや講演、読みきかせの実践などをとおし、子どもたちの本の普及活動をしている。「読みきかせボランティア」「子どもの本を楽しむ会」代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kazu_tea
2
息子が通う小学校で読書ボランティアをさせていただいているので色々と参考になりました。独り善がりな活動になってはいけないので、時々、このような本を読んで気持ちをリセットし、今後に繋げて行けたら良いなと思います。2014/02/15
まーたろ
1
実践例とリストが載っていたのが特に参考になりました。2018/12/01
まあやん
1
少し絵本に偏りすぎているように感じましたが、おおむね納得できる内容でした。長くやっていると、つい独りよがりになったり、いい加減になったりするので、時々こういう本を読むことは必要だと思いました。2016/03/17
くるみ
0
ほうほうといろいろ考えながら読みました。 ボランティアも、頼まれてするのと、お願いしてやらせてもらうのでは違うよなと思いながら、読み聞かせというものとしてはどちらでも変わらないよね。 参考になりました。2017/06/19
ちいさな図書館
0
記念すべき１００冊目は仕事に関する本。ボランティアは受け入れる側の体制がしっかりしていないと…と、改めて身が引き締まる思いがした。大人の中途半端が子どもに伝わってはいけないからな。2010/02/09
