出版社内容情報
日本ハム、栗山監督が毎日書いている、通称・栗山ノートを紐解きながら、栗山流采配=組織や人を成長させる極意をまとめた一冊。
内容説明
『論語』『書経』『易経』…先人に学び勝敗の理由を考え抜いた先に感じ始めた、組織づくりの要諦。人としての生き方。
目次
序章 ノートの言葉たちが勇気と希望をくれる
第1章 泰然と
第2章 逆境に
第3章 ためらわず
第4章 信じ抜く
第5章 ともに
著者等紹介
栗山英樹[クリヤマヒデキ]
1961年生まれ。東京都出身。創価高校、東京学芸大学を経て、1984年にドラフト外で内野手としてヤクルトスワローズに入団。1年目で1軍デビューを果たす。俊足巧打の外野手で、1989年にはゴールデングラブ賞を獲得。1990年のシーズン終了後、怪我や病気が重なり引退。引退後は解説者、スポーツジャーナリストとして野球のみならずスポーツ全般の魅力を伝えると同時に、白鴎大学の教授として教鞭を執るなど多岐にわたって活躍。2011年11月、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。監督1年目でパ・リーグ制覇。2016年には2度目のリーグ制覇、そして日本一に輝き、正力松太郎賞を受賞。2018年には監督通算1000試合、500勝を達成。2019年時点の監督で最長の就任8年目を迎え、同年5月、監督として球団歴代2位の通算527勝を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ALATA
96
野球ノート、栗山さんが小一から野球を始めてかかさず続けていること。その内容は練習メニューから自分を振り返る大切なことだったらしい。継続は力なりですね。成長するにつれてチームの勝利のためにどうすればいいか考え方が変わるところがすごい「やるか、やらないか」未熟な人間が成長する唯一の方法、納得です★4※「論語」「易経」「四書五経」 からの名言集、これは人生ノートですね監督!2024/03/06
けんとまん1007
78
監督というポジションから、判断する背景、どう見えるかということなどを、絶えず考えないといけない。そのあたりが、ストレートに伝わってくる。やはり、中国の古典、論語に学ぶと言うのは、普遍性のあることだ。2020/01/14
いっせい
64
膨大な読書量、そこから学んでノートに書き留めてきた格言、名言の量の多さに驚かされます。日本ハム監督時代、そしてWBCでの世界一という業績の裏には、栗山監督が常に人間として、「徳」を重ね、「義」を大事にしようという研鑽する姿がかったのだという事がよく分かります。“私心を捨て、周りの人が幸せになるよう仕事をする” 私も心がけていきたいです。2024/01/13
Die-Go
56
図書館本。昨年のWBC優勝監督の栗山英樹氏が、北海道日本ハムファイターズの監督をしていた時に、格言・名言に合わせた氏の考え方、姿勢を著したもの。『2』を先に読んでいたので、少し物足りなかったかな。 でも、学びにはなりました。★★★★☆2024/01/01
forest rise field
46
ファイターズ栗山英樹監督はものすごい読書家だなと思った。四書五経とか難しい中国古典や名経営者の著書など幅広く読み、気になる言葉をノートに書き込み心に刻む。古典や経営者の教えを元に野球というスポーツに応用していく。選手として実績を残せず、コーチ経験もなく監督になれたからこそ、自分磨きを怠らない。もがき苦しみながら頑張ってる。俺も頑張らなきゃと勇気を頂きました!2020/01/30