光文社知恵の森文庫
世界一旨い日本酒―熟成と燗で飲(や)る本物の酒

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334786649
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0177

内容説明

しっかりとした造りの「純米無濾過生原酒」を、常温熟成させて燗で飲む―。本書が提唱する“常識に反する”飲み方が、いま日本酒好きの間に広がりつつある。日本酒本来の酒造りに立ち返る蔵も、確実に増えてきた。特別に高価でなくても、本物の旨い酒はある。銘柄選び、上手な燗のつけ方、居酒屋ガイドまで、日本酒をとことん味わい尽くす一冊。お勧めの銘柄40酒、居酒屋&蕎麦屋140軒を掲載。

目次

第1章 本当に旨い飲み方
第2章 地酒黎明期の奇跡の出会い
第3章 地酒ブームが遺したもの
第4章 本物の酒の伝承
第5章 本物の酒造りの蔵
第6章 旨い酒が飲める居酒屋、料理屋
第7章 自宅での晩酌とお勧め銘柄
第8章 日本酒復活のシナリオ

著者等紹介

古川修[フルカワヨシミ]
1948年、東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了。工学博士。ホンダの研究所で革新技術の研究開発責任者を歴任し、受賞多数。国際シンポジウムの創設、ISOの国際議長就任などで国際貢献。2002年から芝浦工業大学システム工学部教授を務め、現在は同大学院理工学研究科特任教授。日本酒の常温自家熱成、料理との相性、造りの仕様との関連などを探求し、蔵元と交流。日本酒好きのために美味しく飲むための情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

70
2015/5/4 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。2015/12/25〜12/31これまで何冊か日本酒の本を買ってきたが、この本ほど説得力の高い本は無かった。ちょうど燗酒にはまり始めていたので、内容的にもぴったり。来年は日本酒を中心に飲んでみよう。2015/12/31

Shoji

36
日本酒の歴史に始まって、醸造の過程、美味しい飲み方、器の選び方、燗の付け方、居酒屋の見分け方、酒販店の選び方、薬効、カロリー、果ては今後の日本酒のあるべき姿の提言まで。たくさんの理論や理屈が詰まっています。少し肩が凝りました。著者お勧めの居酒屋や酒販店あたりは流し読み。こ難しいこと抜きにして、おいしいお酒が楽しく飲めればそれでよいと思うが、、、。2021/06/13

izw

17
生酒、吟醸酒は、冷蔵庫に入れておかないといけないと思っていた常識が覆される。開封しても常温でおくと、味がまろやかになる、さらに燗をするとさらに旨みが増す。しっかりした造りをした日本酒は、常温で何年も熟成させると信じられないような美酒に変化するという。これから実践してみよう。旨い酒を置いてある居酒屋も多数紹介されている。近くの店も多いので、機会を作って行ってみたい。2015/05/31

伶夜

10
熱燗が飲みたくなる本。2018/11/05

なっぱaaua

7
純米無濾過生原酒のお燗。大阪に来てから本当の美味しさを体感している。どうしても日本酒は三増酒の呪縛から離れられない。大衆チェーン居酒屋で学生時代は罰ゲームだったもの。純米酒の美味しさ、地酒の素晴らしさは社会人になる前には分かっていたが、最近は香り高きお酒が多いな、これって料理と相性難しいなって思ってた。きっとワインに負けない様にするために香り高きに振ったんだよね。でも、料理と合わせて美味しいのはもっと旨口なお酒だよねとこの10年の活動で分かってたけど。~続く~2019/08/15

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